良い天気の朝、何時ものようにウォーキング。
少し裏道に入ると、椿の並木を見付けた。
色彩の少ない冬に彩りを与えてくれる素敵な花だ。
咲いている花は既に花弁が盛りを過ぎ、寿命を迎えようとしている。
その一方で、まだ蕾もついている。
白の八重も美しい。
椿の花言葉を調べてみた。
赤:控え目な素晴らしさ、気取らない優美さ、謙虚な美徳
白:完全なる美しさ、申し分のない魅力、至上の愛らしさ
ピンク:控えめな美、控えめな愛、慎み深い
派手な花だと思うが、控えめという花言葉が面白い。
椿には、別のイメージもある。
裏の花言葉は、罪を犯す女。
オペラ「椿姫」由来の花言葉のようだ。
また、摘み取られたように花全体がぽとりと落ちることから、首が落ちる不吉な花と言われ、武士には嫌われたそうだ。
椿が盛りを過ぎると、河津桜は満開に。
ソメイヨシノも開花宣言が出始め、いよいよ春本番だ。
そろそろ花見の会の準備を始めることとしよう。
今夜は良く冷やしたシャルドネを抜栓。
メゾン・ルイ・ラトゥールが造る、アルディッシュ、シャルドネ、2015年。
1月に飲んで美味しかったので、家飲み用に二本追加購入。
ルイ・ラトゥールは1797年創業の、ブルゴーニュを代表する造り手&ネゴシアン。
コルトン・シャルルマーニュの生みの親としても有名。
コート・ドールに最大規模のグラン・クリュ畑を保有している。
そのルイ・ラトゥールが、ブルゴーニュの外のアルディッシュ地方やヴァール地方でぶどう栽培の好適地を見出し、素晴らしいワインを生み出している。
そう、このワインはブルゴーニュではなく、I.G.P.アルディッシュなのだ。
前回は冷やし過ぎたので、今回は温度を少し上げて抜栓。
青リンゴ、グレープフルーツ、レモンの香り。
口に含むと、パイナップルやトーストのニュアンスも。
果実味豊かな辛口だ。
平均樹齢25年のシャルドネを用い、ステンレス・タンクで醗酵、熟成。
熟成期間は10ヶ月。
良質なシャルドネを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。