青山の『俺のフレンチ・イタリアン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。
マムのロゼ、ランゲ・シャルドネを飲み干したあとは、赤ワインを抜栓。
そして再び乾杯。
今夜のメンバーは、きゅーさん、KEiさん、茶目子さんと、私。
抜栓したワインは、イタリア、ピエモンテ州のヴァッレベルボが造る、バローロ、チェーザレ・パヴェーゼ、2009年。
チェーザレ・パヴェーゼはイタリアのネオレアリズモを代表する作家。
ヴァッレベルボは150戸のぶどう栽培農家の協同組合。
ブラックベリーやラズベリーの香り。
完熟したプルーンや、バラ、黒土、腐葉土のニュアンス。
熟成はオーク樽で18ヶ月、ステンレスタンクで20ヶ月と長い。
アルコール度数は14.5%もある。
いよいよ看板メニューが届く。
牛フィレとフォアグラのロッシーニ、黒トリュフソース。
黒トリュフを追加でトッピングしてもらった。
フォアグラを横にどけると、大きなフィレ肉の塊が現れる。
肉を切ると、中は真っ赤。
素晴らしい火入れ加減だ。
四人に取り分けても充分なヴォリュームがある。
トリュフの香りがバローロに良く合って美味い。
プリモとセコンドが逆になってしまったが、パスタも注文。
ワタリガ二のトマトクリームソース。
ワタリガニの濃厚なソースが素晴らしい。
実は、ワタリガニのトマトクリームソースは大好物なのだ。
ペンネアラビアータ、カラブリア風。
辛さ増強で作ってもらった。
辛味増量でお願いすると、普通でも結構辛いですよと言われたが、増量してもらってもそれほど辛くない。
でも、美味い。
再びピアノの演奏が始まった。
ということは、もうすぐ二時間なので席を立たなければならないということ。
隣のテーブルは若いサラリーマン風の男性四人組が帰った後に、TVで見たことがあるモデルさんをはじめ、可愛いお嬢さん3人が着席。
もう少し隣に座っていたかったが、後ろ髪を引かれる思いで店を出る。
近くの美味しいワインが飲めるお店、二軒に電話したが、この時期なのでどちらも満席。
困っていると、皆さんから居酒屋でいいじゃないと、助け舟。
そこで、目の前に現れたお店、『月の雫』に入店。
一階は満席なのか、地階に案内される。
半個室のテーブルに着くと、早速生ビールで乾杯。
フレンチとイタリアンを食べた後は、こんなお通しも懐かしく美味い。
かなりいっぱい食べてきたので、酒のアテは軽めに。
自家製味噌漬けチーズ、カプレーゼ風。
使われているのは、八丁味噌。
エイヒレがビールに合って美味い。
これを食べるのは10年ぶりくらいだ。
ビールを飲み干すと、皆さんはサワー。
私は、吉乃川を冷やで。
続いては、黒帯の悠々を茶目子さんとさしつさされつ飲み進む。
出汁巻き玉子焼き。
お腹はいっぱいと言いながら、タッチパネルで注文するのが面白くて次々と頼んでしまった。
軟骨唐揚げ。
このコリコリ感がとても良い。
今夜もいっぱい食べいっぱい飲み、いっぱいお話しした。
最近は女子会の一員になってしまったような気がする。
皆さん、ご一緒させていただき本当にありがとうございます。
アメブロの友人たちと過ごす青山の夜は楽しく更けて行きました。