暇なので”いいね”履歴を見ていたら、付けてくれた数がダントツに多い方が何人かいらっしゃることがわかった。
私は忙しい頃や留学していた時期には更新頻度が落ちていたので、これだけの数を付けてくれているということは、随分長いお付き合いということ。
その内のお一人が、茶目子さん。
実際に本人に初めてお会いしたのは4カ月ちょっと前、KEiさんのご紹介だった。
”いいね”のお礼のメッセージをお送りした。
すると、「明日はどこかでランチをして映画でも観ようと思っている」とのこと。
私は明日も暇だということで、ご一緒することにした。
集合場所は、有楽町。
本文とは関係のない花の写真が続いているが、これは銀座から有楽町に向かう道すがら、何時も足を止めて見とれてしまう銀座マロニエゲート2のお花屋さん、『モンソー フルール』。
百合の香りが素晴らしい。
マロニエゲート2の前にはクリスマスツリー。
夜になると美しく光り輝く。
待ち合わせた場所は、バンコクの名店の日本支店のひとつ、『コカレストラン有楽町』。
バンコクの本店は繁華街の中にある白亜の立派な館だ。
タイやインドネシア、シンガポールでも何度も行った、タイスキの専門店。
東南アジアでは、沸騰したスープに入れて食べるタイスキは安全でポしい。
ドバイでも、現地のお金持ちが連れて行ってくれた高級店がタイスキだった。
具材が活きた伊勢海老、オマール海老、高級魚等々が山盛だったのには驚いた。
ここはそんな高級店ではなく、お店もタイの雰囲気を持つ庶民派。
ランチ・タイスキはお得感がある。
茶目子さんと合流すると、まずは生ビールで乾杯
冬と言えども、最初のビールは美味い。
ビールのお供は、フレッシュパパイヤのサラダ、ソムタム・タイ。
これはとても辛い。
茶目子さんは平気のようだが、私は水をがぶ飲みしながらでないと食べられない。
タイのさつま揚げ、トードマンプラー。
甘辛いソースが良く合う。
生ビールを飲み干すと、白ワインを抜栓。
スペインのボデガス・アユソが造る、アバディア・デ・ロブレ、2016年。
ラ・マンチャD.O.格付けワインで、ぶどうはアイレン。
すっきり爽やかなワインなので、タイスキにも良く合う。
タイスキのスープもそろそろ煮え立ちそうだ。
このチリソースが癖になる美味しさ。
追加でいくらでも持ってきてくれる。
具材が届いた。
鱈、海老、ミニ甲烏賊、鶏肉、フィッシュボール、肉ワンタン、シュリンプワンタン、豆腐、エノキ、シメジ、キクラゲ、春雨、白菜、青菜(名前不明)、水菜・・・だったと思う。
まずは肉類を入れ、次に野菜を入れる。
もともとスープにも味が付いているので、このまま食べてもとても美味い。
野菜類を食べ終わると、ワンタン、豆腐、春雨も投入。
チリソースとの相性抜群。
〆はバーミンを選択。
二人ともお腹が空いていたようで、完食。
これだけ食べるとお腹はいっぱいだが、急いで映画館に移動しないといけない時間になった。
選んだ映画は、マイティー・ソー バトルロイヤル。
食事時間を2時間とすると、待ち合わせから2時間20分後に上映されるこの映画が丁度良かったのだ。
場所は有楽町マリオンの、TOHOシネマズ日劇。
『コカレストラン有楽町』からは歩いて3分の距離。
お腹はいっぱいだが、映画館に来るとポップコーンを買わないわけにはいかない。
茶目子さんはコーヒー、私はコークゼロ。
キャラメル・ポップコーンのラージと飲み物を買い込んで、いざスクリーンへ。
一番大きなスクリーンなのだが、ほとんど観客が居ない。
11月3日封切で明日までの上映であり、平日の午後ということを考えれば、こんなものなのだろう。
純粋な娯楽映画と割り切れば、結構面白い。
ポップコーンもほとんど食べてしまった。
マリオンを出ると、外はもう真っ暗。
イルミネーションが美しい輝きを放っている。
茶目子さん、楽しい午後をご一緒させていただき、ありがとうございました。
食べ過ぎて大きくなったお腹を抱え、帰路に就きました。