先日のこと、午後にウォーキング。
真っ赤に色付いた紅葉が暮れゆく空を彩る。
こちらの樹は黄色に色付いている。
葉っぱに含まれる緑色のクロロフィルが分解し、アントシアンが出来れば赤い色、カロチノイドとなれば黄色に色付くのだそうだ。
芝生の上には銀杏の落ち葉。
黄色の落ち葉で、芝生の緑がほとんど見えなくなっている。
こちらはドングリの樹の落ち葉。
集めれば良い腐葉土になるのにと思ってしまう。
逆にこのまま置いていると、投げ捨てられた煙草で火事にならないか心配。
この季節に明るい色を与えてくれるのが、キク科の植物。
こちらの花は八重で一層華やか。
道端に、冬に似つかわしくないほど鮮やかな紫の花を見付けた。
風に揺らぐので、何度撮影してもぶれてしまう。
これは、アメジストセージなのだろうか。
タンクトップさん、間違っていたら教えてください。
今夜はイタリアのお手軽ワインを抜栓。
いや、スクリューキャップなので開栓。
ゾーニンが造る、ボルゴ・サンレオ・ロッソ。
ビアンコとロッソを試しに買ってみたもの。
ビアンコを先日飲んだが、テーブルワインとしては上々の品質だった。
ゾーニンは、1821年にヴェネト州で設立された名門。
今ではイタリア全土7つの州に1,800haもの自社畑を保有し、ワインの
年間生産量は3,500万本。
色合いは透明感のある濃いルビー。
香りはストロベリーやレッドチェリー。
冷えている間はタンニンが前面に出ていたが、温度が上がってくると果実味が少し出てきた。
このクラスに果実の凝縮感や熟成感や余韻を求めても無理というものだが、嫌みのない果実味を持っているので食事に合わせやすい。
ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローだそうだが、比率は不明。
飲んだ感じでは、カベルネが多いようだ。
生産地も不明だが、生産者とぶどうから推測すると、ヴェネト州で造られたものではないだろうか。
お手軽なイタリア・ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。