銀座の『ブラッセリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
アペリティフの次は、白ワイン。
ボルドー、グラーヴのシャトー・サン・ロベール、キュヴェ・ポンセ・ドゥヴィル、2012年。
素晴らしい熟成感。
パッションフルーツ、ライチ、洋梨、そしてふくよかなエステル香。
これは上質のグラーヴだ。
新樽を用いた樽熟成11ヶ月で、充分な瓶内熟成を経てリリースされている。
セパージュは、ソーヴィニヨン・ブラン80%、セミヨン20%。
魚料理は、羅臼漁港直送ソイのパイ包み焼き、ソース・ベアルネーズ。
パイの中には、蒸し焼きにされたソイの切り身がぎっしりと詰まっている。
ベアルネーズ・ソースに良く合って美味い。
今夜の赤ワインは、南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランの、コート・デュ・ローヌ、クードレ・ド・ボーカステル、2010年。
シャトー・ド・ボーカステルのセカンド的な位置付けのワインである。
色合いは濃いガーネット。
レッドチェリーやカシスの香り。
強い果実味、スパイスのニュアンス。
タンニンは角が取れているが、充分に強い。
このワインを飲むのは何度か目だが、ローヌでは好きなワインだ。
セパージュは、ムールヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー20%、サンソー20%。
肉料理は、蝦夷鹿のロースト、ソース・ポワヴラード。
真っ赤な血の香りのする蝦夷鹿が素晴らしく美味い。
皿のふちに置かれているのは、ジュニパーベリーのパウダー。
ディジェスティフはコニャック。
A.E.ドール、VSセレクション。
A.E.ドールは、1858年設立のコニャック・メーカー。
「コニャックは美味しいわね。グラッパよりコニャックの方が好きよ」と彼女。
「でもコニャックよりカルヴァドスの方が好きなんじゃないの。グラッパにも樽熟成させたものがあるから試してみようよ。それとマールも」と私。
こんな会話も楽しい。
銀座の『ブラッセリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。










