今夜は日本橋のイタリアンで彼女と待ち合わせ。
日本橋は数限りなく渡っている。
何時もは速足で通り過ぎるのだが、今日は時間があるのでゆっくり鑑賞することにする。
東京市の紋章を持つ獅子像。
南詰の獅子は阿形で、北詰の獅子は吽形。
陽が暮れるのが本当に早くなった。
日本橋の街灯に美しく明りが灯っている。
大好きな麒麟の像。
麒麟の頭上を遮る首都高が邪魔だ。
早く地下化し、麒麟像に空を戻してあげてもらいたい。
首都高も気を使っているようで、高速道路の下面がこんなに綺麗な場所は他には無いだろう。
日本橋は五街道の起点。
日本橋の真ん中に本物の日本国道路元標が埋められていて、北詰脇にあるこの元標はレプリカ。
これが元々の東京市道路元標で、日本橋の中央に建てられていた。
市電の架線の電柱と街灯を兼ねていたので、こんな格好をしている。
市電の廃止によって撤去され、北詰の公園に設置された。
撤去した後に、日本国道路元標が設置されている。
すぐ脇には、里程標が置かれている。
国道を通ると、鹿児島市までは1,467kmもある。
待ち合わせのお店は、三越新館の最上階にある『代官山ASO チェレステ日本橋』。
この店名、代官山なのか日本橋なのか紛らわしい。
代官山にある邸宅イタリアン、『リストランテASO』が展開するリストランテなのだ。
他に、銀座の『アルジェントASO』と、二子玉川の『代官山ASO チェレステ二子玉川』がある。
店内は結構広く、半個室も幾つかある。
まだ時間が早いので客の数はまばらだが、1時間もするとほとんど満席となった。
さて、今夜はどんな料理に出会えるか楽しみだ。
彼女が到着する前にメニューをチェックしておこう。
カトラリーには、”チェレステ”の名前が入っている。
そして銀製であることを示すホールマークも。
彼女が到着し、席を立って迎える。
ソムリエがさっと現れ、スパークリング・ワインを注いでくれる。
ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ。
ヴーヴ・アンバルのロゼは彼女のお気に入り。
ストロベリー、ラズベリーの香り。
パイナップルやアンズのニュアンスも。
さすがブルゴーニュ第一のクレマンの造り手のロゼは美味い。
シャルドネ、アリゴテに、ガメイ、ピノ・ノワールが加えられている。
アミューズは、トリュフ香るトルタフリッタとグアンチャーレ。
トリュフの香りが素晴らしい。
グアンチャーレは、豚の頬肉の塩漬け。
熱々のパンも届く。
このパンにホイップバターが良く合うのだ。
前菜は、野菜のスフォルマート、香ばしく焼いた美濃海老、根セロリの温かいスープ。
上に載っている黄色い粒は魚卵ではなく、オリーブオイルで作られている。
美濃海老は甘みがあって美味い。
ヴーヴ・アンバルのロゼはいくらお気に入りだと言っても、二人とも4杯は飲み過ぎ。
二人で1本を空けてしまった。
そろそろ白ワインを飲むことにしよう。
『代官山ASO チェレステ日本橋』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。




















