『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
ドラピエ、ブリュット・ナチュール、ブラン・ド・ノワールを飲み干すと、赤ワインを抜栓。
ボルドー、ポイヤックのグラン・クリュ、シャトー・ダルマイヤック、2013年。
バロン・フィリップ・ド・ロートシルトのワインで、ムートン・ロートシルト、クレール・ミロンに続き、「バロン・フィリップの三男」と呼ばれている。
以前はダルマイヤック、クレール・ミロン、カロン・セギュール、ジスクール、ラグランジェ、グリュオ・ラローズ等のボルドー左岸ばかり飲んでいた時期があった。
その後、嗜好はアンジェリュス、フィジャック等の右岸に移り、、それからイタリアのネッビオーロやサンジョヴェーゼに移り、そしてブルゴーニュに戻ってきた。
エチケットの絵は、18世紀に描かれた”小さなバッカス”。
裏のラベルには、シャトーの歴史や特徴が書かれている。
このシャトーは、何度も名前が変わっているのだ。
コルクは上質で、状態はとても良い。
コルクにも”小さなバッカス”が刻印されている。
シャトー名、ヴィンテージ、そしてシャトー元詰めとの刻印。
このホテルのルーム・サービスのグラスは大きさが充分でないので、ボルドー用のグラスを持参した。
久し振りに飲むダルマイヤックは、これぞポイヤックと言うバランスの素晴らしさ。
「久し振りに飲むと美味しい。ボルドーも良いわね」と彼女。
「今はブルゴーニュが高くなり過ぎたから、高いと思っていたボルドーのグラン・クリュが何だか安く感じるようになったね」と私。
RF1で初めて買った、真イワシポテトロースト。
照り焼きソースが濃いが、イワシの下にはたっぷりのマッシュポテトがあるので、美味しく食べることが出来る。
ローストビーフをどの店で買うか、西武のデパ地下を見て歩いた。
4つの店舗で売られていたが、一番美味しそうだったのは柿安ダイニング。
結果は正解で、とても美味しくワインに良く合う。
食後はデザートの時間。
ケーニヒスクローネで購入したカップケーキを冷蔵庫から取り出す。
左側が私の、モンブラン+プリン、モンプリン。
右側が彼女の、モンブランパフェ。
どちらも栗がたっぷりで美味い。
コーヒーはルームサービスで注文。
時刻は既に深夜。
漆黒の闇に覆われて、と言いたいところだが、都会の夜は暗くなることが無い。
一夜明けた朝は、雨模様。
早めに朝食を取り、彼女はイタリア語の午前のクラスに出席するために出発。
私はのんびり部屋で過ごしていたが、冷蔵庫に昨夜の残りのローストビーフやプロシュートがあることを思い出した。
ローストビーフが三切れと、ブー・ドゥ・シューが一切れ。
今夜は私が企画したワイン会があるので、一度家に戻って荷物を置いて出直す予定だった。
プロシュートは7枚も残っている。
生ものなので、保冷剤なしに持ち歩くわけにはいかず、捨てるのも勿体無い。
そこでフロントに連絡し、滞在時間の延長を申し込む。
荷物は重いが、一度家に戻らずに直接会場の店に行けば良い。
そしてホテルのベーカリーに行き、パンを仕入れる。
バケットを切ってもらおうと思っていたが、デニッシュや菓子パンばかりで、サンドイッチに使えそうなパンが無い。
そこで厚切りの7種の穀物の食パンと、ついでに美味しそうなアンパンを購入。
部屋に備え付けのコーヒーメーカーでコーヒーを淹れ、残った肉類を食べることにする。
野菜が欲しいところだが、ルーム・サービスでレタスとトマトを頼むわけにもいかない。
外は雨なので、近くのコンビニにカット野菜を買いに行くのも面倒だ。
このまま食べたが、これが美味い。
ついでに、ブー・ドゥ・シューも載せて食べる。
ウオッシュ・タイプで味が濃いので、この位の量で丁度良い。
プロシュートは三切れを折りたたんで載せるのが限界。
これ以上載せると、塩気が強すぎる。
昨夜飲んだワイン達。
少し残しておけばランチがもっと美味しかったのにと、少し残念に思う。
昼食を済ませたらゆっくりバスを楽しみ、着替えて今夜に備えるとしよう。
彼女と過ごした、『メトロポリタン東京』での楽しい一日でした。





















