なぎささん歓迎ランチ、ラ・トルチュ、広尾 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

名古屋から”なぎささん”が来られた。

ということで、歓迎ランチ会を開催。

メンバーは、なぎささん、しづちゃん、そして私。

 

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場所は、広尾の『ラ・トルチュ』。

『タテルヨシノ』で有名な、吉野建さんのお店。

ドアを開けると、サービスマンの高橋さんとシェフの猪口さんが迎えてくれる。

 

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開店とともに入店したので、他に客はまだ居ない。

今日のランチもテーブルは予約でほとんど埋まっているそうだ。

今日の席はテラスに面した一番明るいテーブル。

 

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久し振りの再会を祝って、泡で乾杯。

私がなぎささんにお会いするのは、昨年の4月以来二度目。

それでも毎日ブログでやり取りしているので、1年4カ月の時間を全く感じない。

 

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飲んでいるスパークリングは、イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州で造られる、ロータリ、ブリュット。

 

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瓶内二次発酵方式で造られ、ガス圧は5.5気圧以上。

シャルドネ100%のブラン・ド・ブランで瓶内熟成期間は24カ月以上。

シトラスの香り、炒ったナッツのニュアンスを持つ、キレの良いスプマンテだ。

 

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スプマンテのお供は、グジェール。

 

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パンは冷めないように保温袋に入れて出される。

 

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なぎささんと私の前菜は、鯵のマリネ、ライムの香り。

 

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しづちゃんの前菜は、夏野菜のサラダ。

 

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赤はボトルで飲むことにする。

ニュージーランドのブラッケンブルックが造る、シャングリラ、ピノ・ノワール、アートシリーズ、2015年。

ブラッケンブルックは、南島北端のネルソンでダニエルとウルスラ・シュヴァルツェンバッハ夫妻が営む、ブティック・ワイナリー。

 

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カシスやプルーンの黒い完熟果実の香り。

タンニンもしなやか。

ぶどう栽培はオーガニックで、フレンチオークの樽で12ヶ月熟成されている。

 

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今年6月にしづちゃんと参加したニュージーランド・ワイン試飲会でのこと。

ブラッケンブルックのブースにウルスラさんが来られていたので、記念写真をパチリ。

広尾の『ラ・トルチュ』でシャングリラのピノを飲んだことがあるとお話しすると、とても喜んでいただいた。

 

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三本のシャングリラの右側が、今日飲んでいるピノ・ノワール。

この絵はニュージーランドの風景画の第一人者、マリリン・アンドリュースにネルソンの風景画を描いてもらい、エチケットにしたもの。

 

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スープは三人とも同じもの。

ガスパチョ、パスタ添え。

グリーンのアクセントは、キュウリのジュレ。

 

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しづちゃんのメインは、的鯛のソテー香草パン粉焼き。

的鯛はフランス語でサン・ピエール、イタリアではサン・ピエトロ、英語ではセント・ピーターズ・フィッシュ。

そう、聖ペテロという名前なのだ。

その由来を説明して、ちょっとハナタカな気分。

 

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なぎささんと私のメインは、牛ハラミのステーキ。

実は今日のディナーはガッツリ肉系の予定。

二人ともディナーとのダブりを考えない本能本位の選択。

 

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今日はなぎささんが主役なのだが、事前になぎささんと相談し、しづちゃんのバースデイ・プレートをお店に頼んでおいた。

デセールは、マチェドニアのようなフルーツとマンゴーアイスクリーム。

 

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なぎささんと私は、クレーム・ブリュレ。

洋梨とカシスのアイスクリームが添えられている。

 

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クレーム・ブリュレを一口食べたところで、高橋さんが「済みません。ご注文はフルーツでした。こちらもご一緒にお召し上がりください」とのこと。

「ごめんなさい。頼んだ本人が忘れてクレーム・ブリュレに手を付けてしまいました」と私。

ということで、デセールを二皿美味しくいただく。

 

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のんびりランチを楽しみ、猪口シェフと高橋さんに見送られ、お店をあとにする。

さて、これから広尾界隈をなぎささんにご紹介がてら散策することにする。

 

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『ラ・トルチュ』の斜め向かいは、トスカーナ料理の名店、『イル・ブッテロ』。

ここでは結婚披露宴がよく開かれているのですよ、と紹介。

 

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すると本当に、新郎新婦が現れてびっくり。

ちょっと幸せのお裾分けに、後姿の写真をパチリ。

お二人とも、お幸せに。

 

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広尾商店街を抜け、外苑西通りを渡り、有栖川宮記念公園に至る。

ここは盛岡南部藩の下屋敷のあったところで、有栖川宮の御用地となり、それを受け継いだ高松宮が東京都に寄贈され、公園として整備された。

頭上からは蝉しぐれ。

池の水面に樹々の緑が映える。

 

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ここの樹々は大きく、大木と言える。

なぎささんは蝉探しに夢中。

私は全く見付けられないのだが、ほらあそこにアブラゼミ、と次々と見付ける。

 

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公園の中には、小さな滝もある。

都会の喧騒を忘れさせてくれる、都会のオアシスだ。

 

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公園を出ると、向かい側の麻布ナショナルマーケットに向かう。

ワイン売り場、チーズ売り場等を散策。

 

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なぎささんの注意を引いたのは、このマシーン。

棚の中に置かれているピーナッツをこのマシンに入れると、摩り下ろされてピーナッツバターになって出てくるのだ。

 

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これは、なぎささんのピーナッツバター。

 

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しづちゃんは、アーモンドをアーモンド用のマシーンで摩り下ろし。

アーモンドバターと言えばよいのだろうか。

どちらも試食させてもらったが、ナチュラルで美味しい。

 

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ル・コント本店。

オリジナルの計画では、ここでケーキとお茶をいただくつもりだったが、ディナーまでにお腹が空きそうにないので、パス。

 

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エノテカで、おつまみを食べながらワインを試飲をしても好いかな、とも思ったが、お二人ともお腹いっぱい。

 

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広尾プラザもぶらぶら。

マックス・ブレナーのチョコレート・バー。

先日サフランさんがここでチョコレート・フォンデュを食べられていたことを思い出す。

 

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次に向かう駅の出口を考えると、4番出口から日比谷線に入るのが便利。

そこで、外苑西通りを西麻布方向に歩く。

4番出口は、『カフェ・デ・プレ』のそぐそば。

 

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時間があればここでシュークリームを食べたり、グラス・シャンパーニュを楽しんでも好いと思っていたが、時間切れ。

 

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お隣にできた『それいゆ』が開いている時間に来るのは初めてかもしれない。

さて、そろそろディナーのお店がある街に向かうことにしよう。

なぎささんとしづちゃんと過ごす楽しい休日の続きは、また明日。