今日は東京駅丸の内駅舎の、『東京ステーションホテル』で友人たちと待ち合わせ。
友人といっても、二人は大先輩。
一人は東大教授を退官された方、もう一人は会社経営を息子に託し会長に退かれた方。
ということで、時間がある三人で昼から飲もうということに。
丸の内駅舎も綺麗に改修されたが、向かい側の丸の内地区も再開発が進んでいる。
右は丸ビル、左はKITTE。
丸の内北口から中央を過ぎ、ホテルがある南口に向かう。
南口ホールの丸屋根を見上げる。
本当に美しい。
『東京ステーションホテル』には南口からも入れるが、駅舎正面に回り、正面入り口から入る。
レセプションから二階に上ると、南口ホールの上に出る。
南口ホールを回り込み、隣のウィングに移動する。
向かった先はホテルのメイン・ダイニング、『レストラン ブラン・ルージュ』。
店のレセプションからダイニング・ルームまでは長い廊下が続き、左右には個室が並ぶ。
ダイニング・ルームは丸い部屋になっている。
今日の席は、ダイニング・ルームから張り出した形の部屋で、移動壁を引くと個室にもなる。
今日は、先輩がランチのコースを頼んでくれている。
まずは飲もうということで、私がワインを選ぶ。
ローヌで人気の造り手、ポール・ジャブレ・エネが造る、ヴィオニエ、2015年。
ポール・ジャブレ・エネは1834年にタン・エルミタージュに設立された、7代続く名門。
濃い黄金色。
完熟した桃やアプリコットの香り。
強い果実味を持つ辛口。
熟成はステンレスタンクでシュール・リーで8か月、瓶詰後更に3か月の熟成を経てリリースされている。
この三人で分子構造や熱応力の話を抜きで色々話をするのは初めてかもしれない。
話しが楽しく、ワインがどんどん進む。
バゲットのお供は、バターとE.V.オリーブオイル&バルサミコの二種類が出される。
前菜は、フレンチ松花堂。
器の蓋の上に三種の前菜。
器の中にも三種の前菜。
海老のリエット。
南瓜のムース、シトロネル風味のジュレ。
鶏のパテ。
鯵のマリネ、スモークオイルとレモン風味。
赤海老のソテー、冬瓜のコンポートとオクラ。
仔鴨胸肉の炙り焼き、ヤングコーンとインゲン添え。
色々な種類の前菜を少しずつ食べることが出来るのは楽しい。
友人たちと過ごす丸の内の『レストラン ブラン・ルージュ』でのランチは続きます。