塩尻の会、ビゴーテ、西小山 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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日曜日は西小山でアメブロ仲間と待ち合わせ。

しづちゃんにお誘いいただき、5月の塩尻ワイナリーフェスタに行ったメンバーで飲むことになったのだ。

メンバーは、主催者のしづちゃんと、chinatsuさん、ノムリエさん、PEDROさん、Mr.vinさん、そして私。

今夜のお店は、『ビゴーテ』。

 

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このお店は1991年に麻布で開業した老舗。

その後、広尾、日本橋本町、日本橋を経て今年の1月に西小山でリニューアル・オープンした。

 

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お店の中には、広いカウンター席が7席。

奥には8席のテーブル席。

今夜はこのテーブル席で、素晴らしいワインを6本持ち込んでのワイン会。

 

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最初はお店のスパークリング・ワインで乾杯。

銘柄は聞き忘れ。

 

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スパークリングのお供は、山盛のプロシュート。

テーブル上の照明がオレンジ色なので、私のスマホでは上手く撮影ができない。

これはPEDROさんのスマホのライトの力を借りて何とか撮影。

 

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最初のワインは、城戸ワイナリー、プライヴェート・リザーヴ、シャルドネ、2015年。

最初から素晴らしいワインの登場。

 

再度、乾杯(私の写真がピンボケなので、Mr.vinさんの写真を拝借)。

口に含むと、素晴らしい果実味と熟成感。

思わずボトルを再確認。

2015年でこの完成度とは驚き。

何時までも飲んでいたい美味しさだが、6人で飲むとあっという間にボトルは空に。

 

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二本目は、小布施ワイナリー、ドメーヌ・カクトウ、ヴィオニエ、2016年。

ヴィオニエは好きなぶどうなので、フランスだけでなく、カリフォルニアやオーストラリアのものを飲んでいるが、日本のヴィオニエを飲むのは初めて。

 

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裏ラベルの説明によると、このヴィオニエはカクトウ農園で栽培されたもの。

日本でのヴィオニエ栽培は大変難しく、その収穫量はとても少ない。2016年も収穫量が少なく、このヴィオニエは激レア物なのだそうだ。

最近よくある華やかだけど薄っぺらいヴィオニエではなく、芯のある落ち着いた繊細さと酸を持つ素晴らしい出来栄え。

ぶどう栽培家と醸造家に感謝のヴィオニエです。

 

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前菜6種盛り。

一番手前は特製仔羊のミートボール。

時計回りに、ビーツのロースト、シュリンプ・カクテル、鰯のウイキョウ煮込み、フォアグラのテリーヌ、桃とモッツァレラのカプレーゼ。

 

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続いて驚きのワインが登場。

城戸ワイナリー、プライヴェート・リザーヴ、ピノ・グリ、2010年。

7年の時を経て、どのような進化を見せているか楽しみ。

 

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最初一口飲んで、え、これピノグリ、と驚く。

ピノ・グリの豊かな果実味は落ち着きを増し、強い熟成感と円やかな酸、エステルも感じる美しいボディ。

ヴィンテージ物のシャルドネと勘違いしてしまいそう。

考えてみると、こんなに熟成したピノ・グリを飲むのは初めての経験。

 

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続く料理は、お店の名物料理、ムール貝の蒸し焼き。

大粒のムール貝が素晴らしい。

ソースは8種類から選ぶことができる。

 

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量はレギュラーとハーフがあるが、今夜はレギュラーを二種のソースで注文。

これは、トマトソース。

 

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こちらは、レモンバターソース。

 

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ローストポテトが付いてくる。

さた、白ワイン三種の次は、赤ワイン。

この続きは長くなるので、また明日。