六本木の素敵な一軒家フレンチ、『オーベルジュ・ド・リル トーキョー』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
二種類目の白ワインは、ルーション地区のスター・ドメーヌ、ドメーヌ・ゴビーが造るコート・カタラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2007年。
濃いめの黄金色。
豊かな果実味、適度の酸を持つ辛口。
シトラスやアーモンドのニュアンスが印象的。
自然酵母を用い、清澄・濾過は行っていない。
セパージュは複雑で、マカブー40%、グルナッシュ・ブラン30%、シャルドネ15%、グルナッシュ・グリ10%、カリニャン・ブラン5%。
左が最初の白、アルザスのヴァインバックが造るミュスカ・レゼルヴ、2011年。
こうして並べてみると、色合いの違いが一目瞭然。
魚料理は、天然鱸のポワレと南仏風タルト、ソース・バジリック。
鱸は千葉産の瞬〆鱸で、数日間熟成させたもの。
瞬〆で熟成させた鱸は本当に美味い。
バジルのソースとの相性も抜群。
赤ワインは、南西地方、マディランの人気の造り手、アラン・ブリュモンが造る、アルジル・ルージュ、2005年。
アラン・ブリュモンは、マディランの地ぶどう、タナから造るワインの優秀さを世界に知らしめた人物で、マディランの帝王と称されている。
タナの語源はタンニンで、ポリフェノール含有量が高く、循環器系の病気のリスクを下げるとの研究報告が出されている。
とても濃厚で強いので、彼女はタ100%のワインは苦手。
このアルジルは、タナにカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランがアサンブラージュされているので、よりマイルドで洗練されている。
肉料理は、ゆっくり火を入れた仔羊鞍下肉、馬鈴薯と生姜のフリット、タイムの香るジュソース。
仔羊は、今年16年ぶりに輸入が解禁されたフランス・ブルターニュ産。
羊らしい旨味が凝縮された肉に、二人とも感激。
ニュージーランド産も美味しいが、やはりブルターニュ産は格別だ。
プレデセールが届く。
う~ん、何だったのか思い出せない。
デセールは、白桃のコンポートとジュレ、グロセイユの酸味とミントで爽やかに、白桃のソルベを添えて。
白桃の甘みと赤スグリの酸味、それにミントの香りが加わった素晴らしい夏のデセール。
今夜も楽しく食べ、楽しく飲んだ。
やはり『オーベルジュ・ド・リル トーキョー』は期待以上の夜を提供してくれる。
食後の、寺田料理長とのお話しも楽しい。
ミニャルディーズをいただきながら、シェフソムリエの石原さんに、今夜のワインについて色々教えていただく。
気が付くと、他のテーブルには既に客が居なくなっている。
今夜も長居をしてしまったようだ。
お店の皆さんに今夜の礼を述べ、店をあとにする。
今回も楽しい、彼女と過ごす六本木の『オーベルジュ・ド・リル トーキョー』の夜でした。














