バーン・カニタ、ソイ23、スクムウィット、バンコク | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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バンコクでの最初の夜は、二人が好きなタイ料理のお店、『バーン・カニタ』を予約しておいた。

でもその前に、癒しの時間。

行きつけのマッサージ屋さんでひと休み。

 

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特別料金を払い、二人で一部屋を確保。

外は暑いが、部屋の中はエアコンがガンガン効いていて気持ち良い。

パジャマのような服に着替え、照明を落とした部屋で二時間のタイ古式マッサージで癒される。

 

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癒しの時間が終わると、歩いて数分の『バーン・カニタ』に向かう。

ところが、歩き始めてすぐにスコール来襲。

私の折り畳み傘1本では、激しい雨に二人ともびしょ濡れ。

 

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ここは、古美術の展示で有名なお店。

玄関正面の壁には、大きな石のレリーフ。

 

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エアコンが効いた部屋の中は乾燥しているので、濡れた服もすぐに乾くだろう。

タイの夕食時間は日本よりも遅い。

タイではまだ夕食には早い時間なので、店内に客はまばら。

 

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私達には、窓際の静かな席が用意されていた。

外は激しい雨。

「今回のバンコクの旅も楽しいね。ありがとう」と彼女。

「僕が留学で不在だったから、ここに来るのは二年振りだね。また一緒に来られて嬉しいよ」と私。

 

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ワインは、ニージーランド、マールボロのヴィラ・マリアが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、2016年。

 

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少しモスグリーンのかかった、透明感のあるイエロー。
トロピカルフルーツの香りに、フレッシュハーブのヒント。

しっかりとした酸を持ち、やはりマールボロのソーヴィニヨン・ブランは美味い。

 

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彼女は、ランチに続いてフルーツカクテルを注文。

メニューにカクテルは無かったので、ウォッカをフレッシュオレンジジュースで割って作ってもらった。

 

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最初の皿は、海老春巻き。

8本も出てくるとは思わなかった。

食べ始めてわかったが、ランチが遅くヴォリュームがあったので、あまりお腹が空いていない。

 

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チキンの椰子の葉包み揚げ。

これは彼女の好物。

 

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甘いパームシュガーのソースを付けて食べると、プリプリのチキンが美味い。

 

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リバープラウンのレッドカレー。

頭の先端を切り落とし、火を入れてもこんなに大きいなんて、元の海老はどんな大きさだったのだろう。

 

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淡水の海老でこんなに大きいのはあまりお目にかからない。

むちっとした身は甘みがあり、とても美味い。

 

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あっという間にお腹がいっぱいになったので、ここの名物料理を注文。

蟹肉のフライドライス。

 

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ポットの大きさは大中小の三種類あり、小サイズでも二合分位の量がある。

蟹がいっぱい入ったフライドライスは最高に美味い。

 

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彼女はこれが食べたくてここに来たいと言ったのだが、今夜は二人ともお腹いっぱいで完食できず。

 

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外は暑い上にマッサージを二時間してきたので、冷えたミネラルウォーターを何本も飲んでしまった。

よく見ると、ミネラルウォーターにもお店の名前。

タイ料理の名店、『バーン・カニタ』での楽しい夜でした。