湯島の『東昇餃子楼』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。
白ワインを飲み干すと、ドリンク・メニューに載っている赤ワインを注文。
ところが、品切れとのこと。
それなら白をもう一本と言ったところ、今飲んだのが最後の一本だったとのこと。
仕方が無いので、彼女はウーロン茶、私は黒霧のロックを注文。
中華料理店なのに、グラスは何故か眞露のロゴ入り。
大海老のチリソースを彼女が注文。
中華の定番メニューだが、これは美味い。
牛肉と野菜の黒胡椒炒めも彼女が注文。
「そんなに注文すると餃子を食べられなくなるよ」
「だって美味しそうだもん。大丈夫、餃子もちゃんと食べるから」
それにしても、このお店の料理は美味い。
ワインは無くても、人気の理由がわかるというものだ。
そろそろ餃子を食べようよと言うと、「う~ん、結構お腹いっぱいかも」。
でも餃子を食べに来たのだから、複数の種類の餃子を食べたい。
そこで、海老入り餃子と丸ごとニンニク入り餃子を半皿ずつ、合わせて一皿分を作ってもらう。
海老ニラまんは一皿注文。
餃子もニラまんも皮はパリッと餡はジューシーでとても美味しい。
デザートは、マンゴープリン。
そしてゴマ団子は二人で一皿を分けることに。
「ここの料理、一流店に負けないくらい美味しいわね」と彼女。
「次に来るときは、事前にワインを買っておくように頼むようにしよう」と私。
店を出ると、本郷通り方面に歩く。
と、彼女の足が止まった。
「このカフェ、面白そう。ね、コーヒーを飲みましょうよ」
「え、銀座にある紅茶とモンブランの美味しい店に君を案内しようと思ってたんだけど」
「せっかく本郷に来たのだから、ここにしましょうよ。銀座のお店はこの次ね」
『TIES』の店内はとても静かで、音量を抑えたクラシック音楽が心地良い。
オーナーのコーヒーへのこだわりが感じられる店だ。
テーブル上のランプのポワッとした灯りも気持ちよい。
「コーヒーの香りが好いわね。ケーキも美味しそう」
彼女は、予想通りモンブラン。
私は、アマンドール。
私のコーヒーは、グァテマラ。
彼女は酸味が強いものをと注文。
今日はこのお店にして良かったようだ。
彼女と過ごす、湯島、本郷の美味しく面白い一日でした。