今夜のお家ワイン、クマラ、ピノタージュ・シラー、南アフリカ | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は南アのワインを抜栓。

以前は南アに住む友人が美味しいカベルネ・ソーヴィニョンを送ってくれていたので時々飲んでいたが、彼が日本に帰国してからは飲む機会が無くなっていた。

南ア独特のぶどうと言えばピノタージュ。

ピノ・ノワールとサンソーを掛け合わせて作られたぶどうだが、私はどうも青臭さが気になって好きではなかった。

でも何時までも避けていては進歩が無いし、美味しくなっているかもしれないと思い、久しぶりに試してみることにした。

 

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抜栓、いやスクリューキャップなので開栓したワインは、クマラ・ワイナリーが造る、ウェスタン・ケープ、ピノタージュ/シラーズ、2015年。

裏ラベルには、テーブル・マウンテン周辺は肥沃で風光明媚な場所であり、そこがクマラの所在地であると書かれている。

 

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口に含むと、ブラックベリーやプラムのニュアンス。

適度なタンニンも持っている。

だが、ピノタージュの青臭さが気になる。

セパージュを調べてみると、ピノタージュ60%、シラーズ40%。

やはり、今後ともピノタージュは避けた方が良さそうだ。

話しは変わるが、エチケットのヤモリは、南アに多いのだそうだ。

南アでは家の守護神として考えられており、そこでヤモリをエチケットに採用したのだそうだ。

今夜は、個人的にはちょっと残念なお家ワインでした。