東麻布のフレンチ、『シェ・タカ』で開催された、ニュージーランドの造り手、マウント・ディフィカルティのワイン・メーカーズ・ディナーに彼女と共に参加。
マウント・ディフィカルティは、セントラル・オタゴのバノックバーンにあるぶどう園オーナーら4人によって1998年に設立された、注目のワイナリー。
『シェ・タカ』は、数々の有名レストランやホテルの総料理長を務められた、河合隆良氏がオーナーシェフのお店。
1階がレセプションと厨房で、2階にダイニング・ルームがある。
控え目な音量で流されるジャズの音色が心地良い。
2階に上る階段の壁には、ジャズ・トランペッター達の白黒写真が並ぶ。
コの字型のダイニング・ルームの真ん中は、大きな窓に面している。
右手ウィングにはテーブルが並び、左手ウィングには個室がある。
私たちのテーブルは、右手ウィングの真ん中。
部屋の隅には大きなセラー。
300本ほどが保管されているそうだ。
華やかなテーブル・セッティングに心が躍る。
カトラリーは、クリストフル。
こんなシリーズもあったのかと、手に取って眺める。
今夜のワインと料理のメニューを見ながら、彼女と話すのが楽しい。
「オタゴのワインは大好きなので、楽しみだわ」と彼女。
「マウント・ディフィカルティのピノ・ノワールは評価が高いようだね。シャルドネも良いみたいだよ」と私。
席に着くと、ポル・ロジェ、シャンパーニュ、ブリュット・レゼルヴがグラスに注がれる。
昨年末のクリスマス・パーティーで、ポル・ロジェのオーナーとお会いし、マグナムやミレジムをいっぱい飲んだことを思い出す。
「あら、グラスもポル・ロジェなんだ。ポル・ロジェ、好きよ」と彼女は嬉しそう。
美味しいが、空きっ腹に4杯は二人とも飲み過ぎ。
ポル・ロジェは、1849年設立のエペルネにある家族経営のシャンパーニュ・メゾン。
ブリュット・レゼルヴのセパージュは、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエが1/3ずつ。
稲葉支配人の司会で、会が始まる。
河合オーナーシェフと、マウント・ディフィカルティのゾー・ケインさんの挨拶が続く。
ゾーさんの英語は最初はちょっと聞き取りにくかったが、オーストラリア訛りではないので、すぐに慣れることができた。
飾り皿が素敵だ。
水のグラスもちょっと独創的。
グラスの縁が湾曲しているので、彼女は水を飲もうとして何度か水を顎に垂らしてしまい、苦笑い。
そんな彼女が可愛く見えるのは、私だけだろうか。
シャンパーニュに合わせるアミューズは二種。
カリフラワーのムース。
パンケーキとユリネのピューレ、トリュフの香り。
熱々のパンが届いたので、飲み過ぎたシャンパーニュの酔いが回らないように急いでお腹に入れる。
バターではなく、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルが出されるとは面白い。
東麻布の『シェ・タカ』で彼女と過ごす素敵な夜は、続きます。













