銀座の『ブラッセリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
店には、ポール・ボキューズさんと、『ひらまつ』創業者の平松宏之さんのツーショット写真が飾られている。
フランス、リヨンの三ツ星レストラン、『ポール・ボキューズ』が日本に進出したのは、二人の親交があってのこと。
それにしても、写真の平松さんはまだ若い。
今夜の赤ワインは、ボルドー、リストラック・メドックの、シャトー・フォンレオー、2008年。
早くから飲めるボルドーとして有名で、柔らかな果実味が持ち味。
醗酵槽で6カ月、オーク樽で6カ月熟成されている。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー43%、プティ・ヴェルド4%。
グラスの写真は撮り忘れ。
仔牛とシャンピニヨンのブリック包み焼、スパイシーな赤ワインソース。
春巻きの皮のような包みの中には、仔牛のミンチがぎっしり。
シャンピニヨンの香りが素晴らしい。
残ったソースは、バゲットで掬って食べる。
このバゲットは、リヨンの本店と同じもの。
フランスから生地が冷凍で送られ、日本で焼き上げている。
今夜のディジェスティフは、久し振りに飲む貴腐ワイン。
サント・クロワ・デュ・モンのシャトー・デュ・モン、2011年。
サント・クロワ・デュ・モンは、ガロンヌ川左岸のソーテルヌの対岸、つまりガロンヌ川右岸にある地区。
ソーテルヌと同じく素晴らしい貴腐ワインを産するが、価格は良心的。
素晴らしい香りと甘み。
樹齢60年のセミヨンで造られている。
シャトー・デュ・モンは本当に美味い。
今夜も大友ソムリエが、普通は使わないグラスを出してくれた。
何時もの通り、彼女は少し口を付けただけで、グラスを私の前に置く。
貴腐ワインが苦手なので、私が二杯飲むことになる。
デセールは、クレーム・ダンジュ、アプリコットのコンフィチュールとキャラメル・アイスクリーム。
アンジュ地方のチーズケーキ。
ふわふわの食感がたまらなく美味い。
キャラメル・アイスクリームは好物。
こういう淡い色合いの料理には、スマホの焦点がなかなか合わない。
写真撮影に手間取っていると、溶け始めてしまった。
〆はコーヒー、あれ、何時ものカップと違う。
届けてくれた女性スタッフが、「何時も同じではつまらないと思って、お二人には替えてみました」と微笑む。
今夜の料理もワインも美味しかった。
挨拶に来てくれた木下料理長にお礼の言葉を伝え、店をあとにする。
大好きなフレンチ、『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす、楽しい夜でした。












