チューリッヒの湖を見下ろすレストランで飲んだスイス・ワインがとても美味しかった。
スイス・ワインは大部分が国内で消費されるため、日本にはほとんど入って来ない。
そんなスイス・ワインを飲むことができるお店があると”kenny”さんに教えていただき、訪問。
実はこのお店、アメブロにアカウントを持っていて、私とも相互に読者登録をしているのだ。
『湯島ワンズ・ラクレット』が一号店で、この『湯島天神ラクレット・グリル』が二号店。
一号店が喫煙可なのに対し、二号店は禁煙なので、こちらを選んだ。
ワイン・リストを開くと、”スイス・ワイン生産地分布図”が目に飛び込んできた。
スイス・ワインについては全く無知なので、とても興味深い。
お店の方と相談し、白ワインを選択。
シャトー・ル・ロゼーが造る、コテ・ニル、ラ・コート、ヴァンゼル・グラン・クリュ、2014年。
ぶどうはシャスラ100%。
シャスラがナイル地方原産のぶどうであることから、”コテ・ニル=ナイル川のほとり”という名が付けられている。
すっきりとした果実味と酸味、微発泡を感じる。
樽は使っていないようだ。
アルコール度数は12%と低め。
ぶどうは樹齢が高く、リュット・レゾネで栽培されている。
最初の料理は、ビュンドナー・ゲルステンズッペ。
容器が可愛い。
濃厚でクリーミーなスープで、中には大麦がたっぷり入っている。
料理の名前は、ビュンドナー=グラウビュンテン州の、ゲルシュテン=大麦のズッペ=スープという意味。
お店拘りの、一日に必要な野菜の半分が摂れるサラダ。
真っ赤なソースの原料は、ビーツ。
いよいよラクレットチーズの時間。
茹でたポテトと、野菜のピクルスが届く。
これらは、お代わり自由。
ラクレット・グリルで焼かれたラクレットチーズが届く。
今日のラクレット三種類の中から、二種類を選んだ。
これは、フランス、ジュラ山脈で作られた、ジュラクレット。
とても粘りが強く、香りも良い。
塩分控えめで、味わいはマイルド。
そしてこちらは、スイス、マイセラ社のソフトラクレット。
一番香りが強いとのことで選んだ。
ジュラクレットより色が白く、塩分強め。
粘り気は少し弱いが、味と香りは強い。
じゃがいもと合わせて食べると、最高に美味。
湯島の『湯島天神ラクレット・グリル』で彼女と過ごす美味しい夜は続きます。