茅場町の『酒じゃらしの唄』で開催された日本酒の会に参加した楽しい夜の続き。
日本酒をいっぱい飲み和食を堪能した後は...理性ある三人、しづちゃん、kennyさん、nomurie67さんは帰途に。
そしてワインに宿る悪魔の囁きに誘惑された四人、KEiさん、ayaさん、うっかり姫さんと私は、吸い込まれるように、お隣の『ニコ・チェルシー』に。
入り口で、今日のジビエの入荷を確認。
何時も満席なのに何故今夜は空いているのかと思ったが、そうだ、もう時間が遅いのだと納得。
勝手にワインセラー室に入り、好きなワインを持ち出す。
ブライ・コート・ド・ボルドーの、シャトー・ムーラン・ド・リュクリュー、2015年。
ジロンド川右岸で17世紀から続くシャトーの白ワイン。
早速4人で乾杯。
ぶどうはソーヴィニヨン・グリ100%で、栽培はビオロジック。
ソーヴィニヨン・グリやグルナッシュ・グリ等のピンク系のぶどうは、白系のブランよりも深みのあるボディの白ワインを生み出すので、最近のお気に入りなのだ。
彩野菜のラペサラダ。
色とりどりの野菜が綺麗。
色々な色の野菜を食べることは、健康にも良い。
兎と根セロリのサラダ。
酔っている割には、健康的なメニューを注文している。
蝦夷鹿のタルタル。
お店の人気メニュー。
バゲットと一緒に食べると美味い。
お隣の店でしっかり食べてきているのだが、和食と洋食は別腹のようだ。
白のボトルを飲み干すと、再びセラー室に入り、赤ワインを選択。
マディランの帝王、ドメーヌ・アラン・ブリュモンのシャトー・ブースカッセ、2011年。
アラン・ブリュモンはタナ種のぶどうから造られるワインの素晴らしさを世界に知らしめた功労者であり、人気のドメーヌなのだ。
濃厚でありながらエレガントなボディ。
ブラックベリーやプラム、湿った黒い土、鉄分、そして厚みのあるタンニン。
セパージュは、タナ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン10%。
アルコール度数は14.5%。
タナの語源はタンニンであり、ポリフェノールの含有量は他のぶどうの2~4倍もある。
焼かれていたジビエの肉が届く。
最初は、穴熊。
ムジナという名で、日本でも珍重されてきた食材。
ムジナは脂身が美味い。
続いて、蝦夷鹿と猪。
やはりジビエは美味い。
強いアラン・ブリュモンのワインとの相性も抜群。
茅場町の『酒じゃらしの唄』と、『ニコ・チェルシー』で食べ過ぎ飲み過ぎの、アメブロの友人達と過ごす楽しい夜でした。