北参道のお洒落なフレンチ、『ロクターヴ・ハヤト・コバヤシ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
いよいよメインの肉料理。
スパイスでアン・・・、ドゥ・・・、と書かれた先にあるのは、アイスランド産のラム肉。
焼き加減が絶妙。
ラムはレアが最高に美味い。
大きく切り取り、口に入れる。
ニュージーランドのスプリングラムに匹敵する柔らかさ。
肉の旨味もしっかり詰まっている。
流通量が少なく珍しいアイスランドのラムは要注目である。
ラ・ジブリオットを飲み干したので、赤のグラスをお願いする。
彼女の好みがニュイ・サン・ジョルジュだと伝えたところ、ドメーヌ・ガショ・モノのコート・ド・ニィイ・ヴィラージュ、2014年を出してくれた。
ドメーヌ・ガショ・モノはニュイ・サン・ジョルジュにある小さなドメーヌで、現当主は6代目。
透明感のあるルビー色。
綺麗な酸とタンニンを持つ、しっかりとしたボディのピノ・ノワール。
ぶどうはリュット・レゾネで栽培されている。
デセールは、フォンダンショコラ。
熱々のフォンダンショコラとバニラアイスの組み合わせは王道。
イチゴが上手く配置され、綺麗なアクセントとなっている。
〆はコーヒー。
「今夜も美味しかった。ありがとう」と言う彼女は、本当に嬉しそう。
このお店が気に入ったようだ。
ミニャルディーズは木に下げられて現れた。
小さな木製のクリップで枝に留められている。
小林シェフと料理やワインの話が弾む。
彼女は、次はあれやこれを食べたいとリクエスト。
次回訪問するときのメイン料理が決まったようだ。
気が付くと、もう3時間半が経っている。
あまりに美味しく楽しいので、時の経つのを忘れてしまったようだ。
小林シェフ、ありがとうございました。
次回も楽しみにしています。