今夜は人気でなかなか予約が取れないフレンチ、『クラフタル』を訪問。
中目黒駅で彼女と待ち合わせ、目黒川沿いに歩く。
桜の名所として有名な目黒川は、冬はイルミネーションで賑わう。
中目黒駅周辺の川沿いの道は大変な混雑。
どんどん先に進むと、ようやく自分のペースで歩くことが出来るようになる。
小さな白いビルが現れ、歩を止める。
「え、ここなの?案内が出ていないけど・・・」と彼女。
「ライトの下を見てごらん」と私。
彼女が近寄ると、壁に書かれた『クラフタル』の文字が現れる。
CRAFTとTALEを合わせた造語。
店内は無機質のデザイン。
伝統的なフレンチ・レストランやビストロに慣れていると、ここがフレンチの名店であるとは思えない。
最初は、グラス・シャンパーニュ。
ガストン・シケ、セレクション、ブリュット。
1746年創業の歴史あるR.M.で、現当主は9代目。
泡立ちが素晴らしい。
「美味しい。好みのタイプだわ。黒ぶどうの比率が高いみたい」と、彼女。
自社畑のぶどうを100%用い、セパージュはピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール15%、シャルドネ25%。
アミューズ・ブーシュは、ホタテ。
この木片のように見えるものも、ホタテで作られている。
毛ガニ。
濃厚なビスクスープをつけて食べると最高に美味い。
まだ二品を味わっただけだが、大土橋シェフの創意と才能を充分に感じることが出来る。
中目黒の超人気フレンチ、『クラフタル』で彼女と過ごす素敵な夜の続きは、また明日。