今夜のお家ワイン、スプリング・ヴォヤージュ、シャルドネ、フランス | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は、フランスの気軽なシャルドネを抜栓。

ブルゴーニュやボルドーのワインを購入した時に、箱の隙間埋めのために購入したワイン。

スプリング・ヴォヤージュ、シャルドネ、2014年。

 

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ヴァン・ド・フランス、つまり2008年以前の分類で言えばヴァン・ド・ターブル。

2009年の改正でぶどうの品種名やヴィンテージを記載できるようになったので、わかりやすい。

でも、フランス・ワインの名前が何故英語なのだろう?

輸出用のワインなのかもしれない。

 

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驚いたことに、このクラスのワインとしては上質なコルクが使用されている。

造り手は、ボリー・マヌー。

1870年ポイヤック村で創業し、現在はボルドー市内に本拠地を置く名門ネゴシアン。

シャトー・バタイエを始め、10以上のシャトーを保有するとともに、多くのネゴシアン、ワイン商を傘下に収めている。

 

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もっと薄いワインを想像していたが、しっかりとした干し藁色。

シトラス、オレンジピールの香り。

そこそこの酸を持ち、余韻は短いが爽やかな辛口。

さすがボリー・マヌー、このクラスでも良い味を出している。

気楽な良質のシャルドネを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。