
久し振りにドメーヌ・アルランのシャブリを抜栓。
ヴィンテージは2014年。
三本購入したうちの二本目。
ドメーヌ・アルランは1840年に設立され、現当主は7代目。
現当主のティエリー・アルラン氏は、シャブリ騎士団の元団長。
先代がドメーヌの拡大に努力し、今ではシャブリ地区に36.75haの畑を所有している。

若いころはシャブリばかり飲んでいた時期があった。
少しワインに詳しくなると、誰でも知っているシャブリを避け、もっとマイナーなAOCのものを好んで飲むようになった。
でも、やはりシャブリは美味い。
別にグラン・クリュやプルミエ・クリュでなくても、家飲みには充分楽しい。

輝きのある黄金色。
グレープフルーツやライムのような柑橘系の香り。
熟した果実のニュアンス、重厚なミネラルとバランスの良い酸を持つ。
やっぱりシャブリと思った、今夜も楽しいお家ワインでした。