
ユニバーサル・スタジオの閉園時間は19時(または19時30分)と早い。
ディズニーシーだと19時から21時くらいまでゆっくり食事とワインを楽しむのだが、ここでワインを飲むことができる店の終了時間はフィネガンズが15時、パークサイドが18時なのだ。(曜日によって少し異なる。)
そこで出来るだけ遅い時間にワインを飲みながら昼食をとることにする。

昼食前に時間ができたので、クール・ジャパン 2016エリアを見に行くことにする。
出迎えてくれたのは、進撃の巨人。
続いて、モンスター・ハンター・ザ・リアル。

順路にそって進むと、巨大なモンスターが展示されていた。
黒炎王リオレウスと、金雷公ジンオウガ、なのだそうだ。

どちらもリアルに作られているが、動かないので面白くない。
彼女も興味なさそうに通り過ぎ、外に出ようとしている。
すると、「はい、今から動き出しますので、もう少し前にきて臨場感を味わってください」とのこと。

電気が消えて真っ暗になると、ゴォ~と音がし始め、モンスターが動き出す。
右のモンスターは首を高く上げて吠え出した。
手前の岩が音に合わせて震え、なかなか迫力がある。

次は左のモンスターが動きますというので、また目の前まで近付いた。
すると口から霧を吹きだし、思いっきり浴びてしまった。

時間はすでに14時過ぎ。
さすがにお腹が空いたので、予約しておいたレストランに入店。
『フィネガンズ・バー&グリル』はローストビーフが美味いお店とのこと。

バー&グリルと名乗っているだけあって、広い店内にはバー・コーナーもある。
ディズニーシーだと一日中レストランが混んでいるが、USJは時間をずらすと店内は随分空いている。

外はとても暑かった。
最初はスパークリング・ワインを注文。
届いたワインを見て、絶句。
ブリュットではなく、何とドミセック。
デュック・ド・パリ、ドミセック、ヴァン・ムスー。
他に選択肢が無いので仕方がないが、彼女の口数が少なくなってしまった。

良く冷えているので乾いた喉には気持ち良いが、後に残る甘みがどうにもいけない。
彼女があまり飲まないので、私がボトルの大部分を飲むことになってしまった。
デュック・ド・パリとはパリの公爵という意味。
サントリーが輸入するワインで、ドミセックだけでなく、ブリュットもある。
帰り際、店のマネジャーとおぼしき男性を呼び、ブリュットを置くように意見する。
ぶどうは、どちらもユニ・ブラン100%。

料理はローストビーフを注文。
まずは、セットのスープが届く。
美味いスープが空いた胃に染み渡る。

外ではパレードが始まった。
泡を振りまきながら山車が次々と通り過ぎていく。
暑い外で泡を浴びながら観るのは大変だが、ガラス越しではあっても涼しい店内で冷えたスパークリングを飲みながら観るのも良いものだ。
USJで過ごす楽しい一日の続きは、また明日。