オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井、奈良 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

IMG_20160613_153356.jpg
ユニバーサル・スタジオからの帰り道、奈良に寄り道。

春日大社、興福寺、唐招提寺を巡った後、桜井にある『オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井』に向かう。

ここは『ひらまつ』が初めてオープンしたオーベルジュ。

IMG_20160613_153512.jpg
できたばかりの施設なので、レンタカーのナビには電話番号も地番も掲載されておらず、車一台がやっと通ることができる山道に迷い込んで往生した。

行き着くか心配する彼女を隣に乗せ、焦った挙句にやっと安着。

IMG_20160613_153605.jpg
『ひらまつ』がオーベルジュに進出したというので、その一号店に行ってみたくなったのだ。

夏には賢島に二号店、そして秋から年末にかけて仙石原、熱海に三号店、四号店がオープンするのでそちらも楽しみだ。

IMG_20160609_165835.jpg
オーベルジュに到着すると、ロビーでウェルカム・ドリンクが出される。

4種のジュースについて、スタッフの女性が説明してくれる。

山道で迷ったので疲れていたが、温かく歓迎され、心が和む。

IMG_20160613_153830.jpg
彼女が選んだのはマンゴージュース。

私は、カベルネ・ソーヴィニヨンで造られたぶどうジュースを選ぶ。

冷えたジュースが美味い。

このゆったりした時間が心地よい。

このオーベルジュには9室しかない。

9室だけの、素晴らしい滞在とフランス料理を堪能できる隠れ家なのだ。


IMG_20160613_153748.jpg
ゆっくりとジュースを楽しんでいると、チェックイン書類を持ってスタッフが現れる。

レセプションに面した中庭の右側がダイニングルーム、左側に居室がある。


IMG_20160613_185115.jpg
チェックインを済ませると、今夜の部屋に案内される。

建物には奈良県産の杉材がふんだんに使われ、廊下を歩いていても杉の香りが心地よい。

和のテイストのオーベルジュとは面白い。

IMG_20160610_085240.jpg
この棟には、居室が7部屋。

ドアの左右にも杉材が配されている。

ドアまで杉材ならもっと素敵だと思うが、残念ながら金属製。

安全への配慮優先なのだろう。

IMG_20160613_153925.jpg
部屋に入ると、支配人から私宛の歓迎のお手紙。

鈴木支配人とは、先ほど挨拶を交わしたばかり。

ハイアットやウエスティンでは何時も支配人の歓迎レターを受け取っているが、やはりレターはあった方が嬉しい。

IMG_20160609_170603.jpg
部屋は30㎡で、広すぎず狭すぎずといったところ。

室内はとても清潔で、ベッドのマットレスの硬さがとても良い。



IMG_20160611_104342.jpg
バスルームもチェック。

バスとシャワーは分かれていないが、使い勝手は良さそうだ。

嬉しいのは、アメニティーが充実しているところ。







IMG_20160611_104612.jpg
もうひとつ感心したのは、コンプリメンタリーのミネラルウォーターが置かれているところ。

良く見ると、ボトルには『ひらまつ』の名前が入っている。









IMG_20160613_154129.jpg
ナイトウェアーもチェック。

バスローブの材質がとても良い。

充分な質感があり、ふんわりと柔らか。

「ね、シャワーの後はこれで寛ごうね」と私。

「ディナーで美味しいワインを飲んだら、寛ぐ暇もなく寝ちゃうと思うわ」と彼女。

IMG_20160613_154204.jpg
「それじゃシャワーのあとはこの寝間着にする?」

「ううん、やっぱりバスローブにする」

バスローブにも寝間着にも『ひらまつ』の名前とロゴが入っている。

ちょっと休んだら、着替えてディナーに行くとしよう。

奈良の『オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井』で彼女と過ごす素敵な夜の続きは、また明日。