
今夜は何時もとはちょっと異なるコンセプトのお店を彼女と共に訪問。
成城石井が展開するワイン・レストラン、『Le Bar a Vin 52』の麻布十番店。
人気のお店で、予約がなければ入店できない。

店に入ると、生ハムやチーズが出迎えてくれる。
これを見ただけで、今夜の料理への期待が膨らむ。

テーブルより、カウンター席が好きだ。
彼女と向き合って座るより、カウンターに並ぶ方が二人の距離が縮まるのだ。
カウンターの前にも多くのワインが並んでいる。

最初はシャンパーニュを抜栓。
お店のハウス・シャンパーニュとも言える、ミッシェル・ジャック、ブリュット。
このシャンパーニュは、フランスの三ツ星レストラン『ラ・コート・サンジャック』のオーナー、ジャン・ミッシェル・ロランと、シャンパーニュ・メゾン『ジャニソン・エ・フィス』のオーナー、マニュエル・ジャニソンの二人によって生み出されたもの。
『ラ・コート・サンジャック』のために造られたシャンパーニュなのだ。

柑橘系の香りを持つ、爽やかな辛口。
温度が上がってくると、蜂蜜のニュアンスとしっかりとした熟成感が出てきた。
ジャニソン・エ・フィスは1923年設立で、現当主のマニュエル・ジャニソンは三代目。
このシャンパーニュ自体の情報はないが、ジャニソンのシャンパーニュはグラン・クリュ畑のピノ・ノワールを用い、24~30ヶ月熟成されている。
セパージュは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。

コペルコのパンが届いた。
暖められた三種類のパン、これが美味いのだ。
普段あまりパンを食べない彼女も、美味しいといって食べている。

パンに付けて食べるオリーブオイルは二種類。
右側がギリシャ産で、左側がスペイン産。
スペイン産のほうが香りが強くて好み。
麻布十番の『Le Bar a Vin 52』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。