
今夜はチリの白ワインを抜栓。
コウシーニョ・マクル、シャルドネ、2015年。
コウシーニョ・マクルはフランスの風のエレガントなワイン造りを目指す家族経営の造り手。
1856年にサンチャゴ郊外のマクル村を拠点にコウシーニョ家が始めたワイナリー。
創業家が今も運営している、チリ唯一のワイナリーなのだそうだ。
ぶどう畑は、チリのワイン生産の聖地、マイポ・ヴァレーのアルト・マイポ地区にあり、100%自社畑のぶどうからワイン造りを行っている。
シャトー・ムートン・ロートシルトの醸造責任者、オーパスワンの副醸造責任者を歴任し、1997年からはチリでアルマヴィヴァを手掛けた、パスカル・マーティ氏が醸造責任者なのだ。
透明感のある黄金色。
パイナップルや洋梨のアロマ。
2015年と若くフレッシュだが、しっかりとした酸を持つ。
フルーティな若いシャルドネらしい綺麗なシャルドネ。
これはなかなか美味い。
アルコール度数は13.5%とちょっと高めだが、フレッシュ感があるので丁度良く感じる。
マイポ・ヴァレーは昼夜間の寒暖差が激しく、まさにぶどうの栽培に適したテロワールを持っている。
アンデスの恵みを受けたワインと言って良い。
チリの名門ワイナリーのシャルドネを楽しんだ、お家ワインでした。