今夜はナポリ・スタカ、ピッツェリア・ダ・ペッペ、神谷町 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜のお店は、彼女が以前から行きたいと言っていた人気のピッツェリア、『ナポリ・スタカ、ピッツェリア・ダ・ペッペ』。

昨年、予約なしで訪れた時には満席で入店できなかった。

そこで今夜は、2か月も前からテーブルを予約をしておいたのだ。

ここは、ジュセッペ・エッリキエッロ(ペッペ)とカルロ・エッリキエッロ兄弟が開いたお店。







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狭い店内にはテーブルと椅子がぎっしりと置かれている。

調理場には、イタリア人と日本人のスタッフが元気よく料理やピッツァを準備。

陽気なイタリア語、いやナポリ語が飛び交う。

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壁には、サッカー選手のユニフォームが飾られている。

あれ、イタリア選手のではないユニフォームもある。



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厨房の奥には、ピッツァの窯。

窯には、”ペッペ”の名前が。

ペッペはナポリで12歳からピッツァを焼いていたそうだ。


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料理を選ぶ前に、スプマンテで乾杯。

外は結構暑かったので、冷えたスプマンテが美味い。

メニューを検討するのに忙しく、スプマンテの銘柄は聞き忘れ。

ナポリ、そしてカンパーニャ州の料理なので、魚介類の前菜も食べたいし、水牛のモッツアレラも食べたい。

そして星形のピッツァ、ドン・サルヴォは外せない。

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テーブルにパンが届く。

グリッシーニと・・・、フォカッチャかと思ったらバケットのような固いパン。

グリッシーニは北のピエモンテ州発祥。

この固いパンがカンパーニャ州のパンなのだろうか。

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海の幸、野菜のフリット、豆料理、ルッコラ等が山盛り。

特に嬉しいのが、茹でたシラス。

二人で旅したミラノのリグーリア料理のお店、『チンクエ・テッレ』で出された大皿いっぱいの茹でたシラスが美味しかったことを思い出す。

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二人の皿に取り分ける。

何時も気を遣う作業だ。

さて、そろそろ白ワインを抜染することにしよう。

神谷町の『ナポリ・スタカ、ピッツェリア・ダ・ペッペ』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。