
今夜は、フランスの気楽な泡を抜栓。
バルトン&ゲスティエのヴァン・ムスー、ブラン・ド・ブラン。
バルトン&ガスティエは、1725年設立のボルドー最古のネゴシアン。
ネゴシアンであると同時に、ボルドーのグラン・クリュ・シャトーである、シャトー・レオヴィル・バルトン、シャトー・ランゴア・バルトンを保有している。
よく考えると、今までも何種類かB&Gのワインを飲んだことがある。
それにしてもこのワイン、愛想の無い名前である。
大抵のワインには何か由来のある名前が付いているものだが、エチケットに書かれている名前は、単に”スパークリング・ワイン”。
エチケットを見やすく拡大してみよう。
B&Gの名前と会社設立年の他には、”スパークリング・ワイン”と”ブラン・ド・ブラン”という情報しか記載されていない。
しかも、フランス語のヴァン・ムスーではなく、英語のスパークリング・ワイン。
グラスに注ぐと、勢いのある泡。
でも、気泡はちょっと大きめ。
タンク内で二次発酵させて気圧を高めるシャルマ法式で製造されているようだ。
そのせいか、とてもフレッシュでフルーティな辛口に仕上がっている。
ぶどうはユニ・ブラン100%。
白用のぶどう100%なので、ブラン・ド・ブランと表記されている。
たまには気楽に飲めるヴァン・ムスーも良いものだ。
今夜も楽しいお家ワインでした。