
今夜は汐留の『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』にワインを持ち込み、のんびりすることにした。
忙しかった週の週末には、自分へのご褒美として都内の高級ホテルで過ごすことにしている。
私は高層ホテルが好きだ。
その点、汐留のホテル群は高層ビルにあり、アクセスも良いので利用することが多い。
彼女のスケジュールが合えば一緒に過ごすことができ、素敵な週末となる。

『ロイヤルパークホテル』は三菱地所傘下のホテルチェーン。
汐留のホテルは、『ロイヤルパークホテル』のブランドよりも、『ザ・汐留・東京』の名前を前面に出している。

ワインを持ち込むので荷物が重く、1階の正面玄関に車で乗り付ける。
前回来たときは電車だったので、駅直結の地下街に面している地下2階の入り口を利用した。

1階のエレベーターホールには、今まであまり来たことがなかった。
地下2階とは随分イメージが違うインテリアになっている。

ホテルは24階から最上階の38階の間にある。
レセプションの24階に向かう。
下の階からは、レセプションとレストランがある24階、25階にしか行けない。
客室がある26階から38階には、24階でホテル内のエレベーターに乗り換えることになる。
23階から下は、資生堂のオフィスなのだ。

レセプションでチェックインを済ませると、ホテル内のエレベーターで部屋に向かう。
今夜の部屋は36階。
汐留には高層ビルが林立しているので、高層階の部屋といっても向きによっては眺めが良くない。
このホテルは日テレに隣接しているので、西側の部屋だと窓の外には日テレしか見えない。
それだと常にカーテンを閉めておかなければならないので、東側の部屋を予約することにしている。

部屋は23㎡。
決して広くないが、新しいホテルとしては良心的な方だ。
銀座界隈のホテルに較べれば、ずっと広い。

今夜は部屋で食事をしながらワインを楽しみたいので、ワン・ベッドの部屋にした。
ツー・ベッドだと、食事をする空きスペースが狭くなってしまうのだ。

ベッドに横になってTVを見ながら少しお休み。
もう少ししたら、彼女が来る前にシャワーを浴び、シャンパーニュ用にアイスバケットを持ってきてもらおう。

今日は曇り空。
窓の外に見える景色も靄にかすんでいる。
手前の緑は、浜離宮。
江戸時代の将軍家のお狩場だ。
今は公園となっていて、散歩するのに良い場所だ。
ここから隅田川上りの船に乗り、浅草に行くこともできる。

今日は足元も遠く見える。
汐留周辺は常に工事が進行しているので、道が次々と付け変わり、車で来ると目的地に到達するのが大変だ。

バスルームは広くはないが、機能的。
黒と白を基調にした無機質のインテリア。
アメニティが充実しているのが嬉しい。<
ただ、持参した化粧品等を置く場所が狭いのが良くない。
ここは改良の余地ありだ。
バスは、洗い場が付いた設計。
欧米のホテルだと、シャワールームがバスとは分かれている。
”ここは日本”といった設計で、バスタブの外で身体を洗うことができる。

でも、洗い場の椅子が無い。
虎ノ門の『アンダーズ東京』は洗い場の低い位置にカランがあり、洗い場専用の椅子が置かれている。
さて、シャワーを浴びて、彼女を迎える準備をすることにしよう。
この続きは、また明日。