墨堤でお花見、そして鮨勝、今戸 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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彼女と共に楽しむ墨堤の花見の続き。


花見の後は、今戸の馴染みの鮨屋、『鮨勝』に行くことにする。


彼女は今戸に来るのは初めて。


私は『鮨勝』に行くために、浅草から花川戸を抜けて、ここによく来ている。


『鮨勝』の予約時間までまだ余裕があるので、今戸神社に立ち寄ることにした。


ここは最近人気のパワースポットなのだ。


何のパワーかと言うと、”縁結び”。


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その理由は、今戸神社にはイザナギノミコト、イザナミノミコトが祀られていること、そして今戸が招き猫発祥の地であることによる。


また今戸神社は浅草七福神のひとつ(福禄寿)にもなっている。


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本殿には、大きな招き猫が鎮座している。


陶器製で、大きさは70cmくらい。


これとは別に、本殿階段下には石で造られた招き猫二体も置かれている。


この石製の招き猫を撫でるとご利益があるそうだ。


IMG_20160402_182950.jpg 境内には、”今戸焼発祥の地”と書かれた石碑が建っている。


今戸焼は今戸周辺で焼かれている陶磁器で、日用の器や人形(今戸人形)が生産されている。


18世紀前半に本格的な生産が始まったとのことで、多くの窯元があったが、現存する窯元は1軒のみ。


今戸人形の中で有名なのが、招き猫なのだ。



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今戸焼の碑の隣には、”沖田総司終焉の地”の石碑も建っている。


新選組の一番隊組長であり剣豪として知られた沖田総司は、労咳(肺結核)のため、慶応4年5月30日(1868年7月19日)にこの地で生涯を終えた。


墓は港区元麻布の専称寺にある。


沖田総司が生まれたのは西麻布の白河藩屋敷なので、墓も沖田家ゆかりの寺にあるのだろう。



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今戸神社の絵馬は円型。


縁結びの絵馬らしく、赤い紐で結び付けられている。


何枚か見てみたが、どれも良縁を望む内容が記されている。


さて、そろそろ鮨を食べに行くことにしよう。


今日は「望月七郎委員長」風の記事となりました。


『鮨勝』のご紹介は、また明日。