先週、彼女と共に千鳥ヶ淵で花見をした後の、有楽町の『マンゴツリー・カフェ』での楽しい食事の続き。
花見といっても、開花宣言後の冷え込みで二分咲きといったところ。
早々に花見を切り上げ有楽町に車を飛ばし、『マンゴツリー・カフェ』で早い時間からワインを飲み始めた。
珍しいモルドヴァのワインを飲んだ後は、これも支配人が取り寄せてくれた人気のワインを抜栓。
フランス、ラングドック・ルーションの人気醸造家、ジャン・クロード・マスが造る、トワベー・エ・オウモン・ルージュ、リムー、2013年。
最高品質のワインをリーズナブルな価格で提供することを目指す造り手で、日本にもファンが多い。
名前のトワベーとは、Ⅲ=トワ=最高ランク3を表し、B=ベー=バリック熟成を表している。
ボトルはクラシック・タイプが用いられており、とても重い。
口に含むと、まず重厚なボディに驚かされる。
プラムやブラックベリー、ラズベリーのニュアンス。
ベルベットのようなタンニンはとても滑らか。
微かな樽香、チャコールも感じる。
ジャン・クロード・マスのワインは、何時も期待を裏切らない。
60%がオーク樽(新樽30%)、40%がステンレスタンクで8ヶ月熟成されている。
セパージュは、メルロー80%、シラー15%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%。
タイ料理には中華と言って良いものが多く、これもその一皿。
先の写真を二人に分けたのが後の写真だが、分けた後の方が量が多く見える。
この現象は度々発生し、何時も不思議に思っている。
熊本と言えば赤牛が有名だが、このえこめ牛も赤身で柔らかく美味い。
〆の料理はクイッティオ ナーム、タイの汁そば。
これは二人のお気に入りで、バンコク旅行の折には朝から食べている。
そしてガイ ガパオ、鶏のガパオ。
とてもホット。
食べているうちに、頭のてっぺんから汗が出始める。
一応、「デザートはどうする?」と彼女に聞いてみる。
そると、「何が美味しいの?あ、マンゴツリー・パフェにする」
え、まだ食べるの、と思いながらも、「うん、美味しそうだね」と答える。
彼女はとてもスリムでスタイルが良いのに、何時も私と同じ量を食べ、そして必ずデザートも食べる。
本当に不思議だが、でも一緒に美味しく食べてくれるのが嬉しい。
『マンゴツリー東京』の名物デザートは、マンゴツリー・タワー。
そして『マンゴツリー・カフェ』の人気デザートは、このマンゴツリー・パフェなのだ。
食べない選択もあるが、それでは彼女がパフェを食べにくいと思い、一番量の少ないアイスクリームを選んだのだ。
花見はあまりできず残念でしたが、美味しい料理とワインに満足した有楽町の夜でした。