今夜は彼女と千鳥ヶ淵、そしてマンゴツリー・カフェ、有楽町 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20160328_212842.jpg
先週、彼女と共に千鳥ヶ淵で花見をした後の、有楽町の『マンゴツリー・カフェ』での楽しい食事の続き。


花見といっても、開花宣言後の冷え込みで二分咲きといったところ。


IMG_20160328_212521.jpg
しかも冷たい小雨の天気。


早々に花見を切り上げ有楽町に車を飛ばし、『マンゴツリー・カフェ』で早い時間からワインを飲み始めた。


IMG_20160328_201259.jpg
珍しいモルドヴァのワインを飲んだ後は、これも支配人が取り寄せてくれた人気のワインを抜栓。


フランス、ラングドック・ルーションの人気醸造家、ジャン・クロード・マスが造る、トワベー・エ・オウモン・ルージュ、リムー、2013年。


最高品質のワインをリーズナブルな価格で提供することを目指す造り手で、日本にもファンが多い。


名前のトワベーとは、Ⅲ=トワ=最高ランク3を表し、B=ベー=バリック熟成を表している。


ボトルはクラシック・タイプが用いられており、とても重い。


IMG_20160328_201413.jpg


口に含むと、まず重厚なボディに驚かされる。


プラムやブラックベリー、ラズベリーのニュアンス。


ベルベットのようなタンニンはとても滑らか。


微かな樽香、チャコールも感じる。


ジャン・クロード・マスのワインは、何時も期待を裏切らない。


60%がオーク樽(新樽30%)、40%がステンレスタンクで8ヶ月熟成されている。


セパージュは、メルロー80%、シラー15%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%。


IMG_20160328_201440.jpg
続いて届いた料理は、ガイ パッ ピョワン、鶏肉の甘酢炒め。


タイ料理には中華と言って良いものが多く、これもその一皿。


IMG_20160328_201506.jpg
これも私が二人の小皿に取り分ける。


先の写真を二人に分けたのが後の写真だが、分けた後の方が量が多く見える。


この現象は度々発生し、何時も不思議に思っている。


IMG_20160328_201521.jpg
そしてヌア ヤーン、熊本県産えこめ牛のグリル。


熊本と言えば赤牛が有名だが、このえこめ牛も赤身で柔らかく美味い。

IMG_20160328_201545.jpg
〆の料理はクイッティオ ナーム、タイの汁そば。


これは二人のお気に入りで、バンコク旅行の折には朝から食べている。

IMG_20160328_201601.jpg
そしてガイ ガパオ、鶏のガパオ。


とてもホット。


食べているうちに、頭のてっぺんから汗が出始める。


IMG_20160328_201624.jpg
もうお腹はいっぱい。


一応、「デザートはどうする?」と彼女に聞いてみる。


そると、「何が美味しいの?あ、マンゴツリー・パフェにする」


え、まだ食べるの、と思いながらも、「うん、美味しそうだね」と答える。


彼女はとてもスリムでスタイルが良いのに、何時も私と同じ量を食べ、そして必ずデザートも食べる。


本当に不思議だが、でも一緒に美味しく食べてくれるのが嬉しい。


『マンゴツリー東京』の名物デザートは、マンゴツリー・タワー。


そして『マンゴツリー・カフェ』の人気デザートは、このマンゴツリー・パフェなのだ。


IMG_20160328_201643.jpg
私はと言えば、マンゴー・アイスクリームを選ぶ。


食べない選択もあるが、それでは彼女がパフェを食べにくいと思い、一番量の少ないアイスクリームを選んだのだ。


花見はあまりできず残念でしたが、美味しい料理とワインに満足した有楽町の夜でした。