今夜も、私が好きな韓国のB級グルメのご紹介。
ナッチトッパブ。
ナッチポックンなら有名だが、これはご存じない方も多いかもしれない
到着してみると、ドアに鍵がかかり、店内は真っ暗。
時計を見ると午後4時、中途半端な時間に来てしまった。
残念なのでドアを押したり引いたり揺すって見た。
すると店の横からアジュマ(おばさん)が飛び出してきて、食事かと聞く。
そうだと答えると、時計を見て、「あ、開店の時間だ。ごめんなさい、すぐに店を開けるからね」とのこと。
どうやら4時の開店時間を知って来たと思われたらしい。
胡瓜の酢漬け、おでんの煮物、マヨネーズたっぷりのサラダ。
こちらでは魚のすり身を揚げて作ったものを"おでん"と総称するのだ。
温めていた分、少し時間が掛かったようだ。
薄味のように見えるが、だしが利いているうえに、ピリ辛で美味い。
赤唐辛子は入っていないが、青唐辛子で辛みを付けているようだ。
正確にいうと、ナッチポックン(蛸の辛子炒め)とパブ(ご飯)と空のどんぶりが届いた。
これは何に使うのかって?
では今からナッチトッパブを作るとしよう。
コチュジャン(辛子味噌)をたっぷりと入れた料理は、見るからに辛そうだ。
少しなめてみると、最初にほんのりと甘みを感じるが、後から辛さがじんわりと出てくる。
友人によると、この辛さは食べるときは問題ないのだが、翌日トイレで苦しむことがあるそうだ。
それに、胃の具合が悪いと胃痛になることもある。
まずは蛸を持ち上げてみる。
実に大きい。
長さ30cmほどもある蛸の脚が、4本もある。
蛸は8本脚だから、大きな蛸の半分が一人前で出されていることになる。
心配になってメニューの値段を見てみると、これで7,000ウォン(約700円)なので安心する。
この蛸をハサミでジョキジョキ切って、食べやすい大きさにする。
試しに一切れ食べてみると、身はぷりぷりだが噛むと柔らかく、とても美味い。
金属の器で出されたご飯を、手を火傷しないようにムルスゴン(お手拭き)で包んで持ち上げ、空のどんぶりに移す。
逆さにしてどんぶりに移す前に、上下に2~3回振ると米粒が容器に残らず、綺麗に移し替えることができる。
こちらでは容器に入れるときにご飯を詰め込むので、これ一つで大きな茶碗一杯分の量がある。
このご飯の上にもやしを乗せ、更にナッチポックンをざっと掛ける。
ご飯の量に対し、明らかに蛸料理の量が多すぎる。
ご飯の追加をもらい、二人で分けて食べても丁度良いくらいの量だ。
スッカラ(スプーン)でご飯ともやしと蛸の辛子炒めを混ぜ合わせ、口に運ぶ。
辛いが美味い。
アジュマが冷えた水を大きなジャーに入れて持ってきてくれたが、それでも足りなくなる。
安くて美味しい、ナッチトッパブのご紹介でした。








