彼女と過ごす、東大前の『NZ BAR』での楽しい夜の続き。
昨夜は店と食事の紹介で終わってしまった。
そこで今夜は、ワインのご紹介。
フォリウム、マルボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、2014年。
『NZ BAR』で飲むのだから、勿論ニュージーランドのワイン。
ここでは彼女と来る度に、私の好きなワイナリーのワインを飲んできた。
そして今夜選んだフォリウムは、日本人の岡田岳樹氏が設立したワイナリーである。
口に含むと、柑橘系の香に加え、爽やかなハーブを感じる。
口の中で温度が上がると、洋ナシ、リンゴ、パイナップルのような果実の味わいが出てくる。
シャープな酸味を持ち後味には微かな苦みを持つ。
きりりと引き締まった素晴らしい辛口である。
こんなソーヴィニヨン・ブランなら、毎日でも飲みたくなる。
岡田氏は米国で醸造学を学んだあと、ロワールのアンリ・ブルジョアがニュージーランドで手掛けるクロ・アンリに2003年に入社。
2006年には栽培責任者となっている。
2009年に退社し、2010年6月に南島のマールボロ、ブランコット・ヴァレーにフォリウム・ヴィンヤードを設立。
フォリウムとはラテン語で"葉"を意味し、ぶどうと自然に敬意を表して付けられた名前なのだ。
店の壁には、ここを訪れたワイナリーのオーナー達のサインとメッセージが書かれている。
私たちの前の壁には、好きなワイナリー、グレイワッキとドッグポイントのサインもある。
別の場所には、岡田さんのワインや、コヤマ・ワイナリーの小山さんのサインもある。
ニュージーランドでは、多くの日本人がワイナリーを営んでいる。
北島の大澤さん、南島の楠田さん、小山さん、木村さん、そして岡田さん。
どのワインも繊細で、素晴らしいストラクチャーを持っている。
『NZ BAR』でフォリウムのパンフレットをいただいた。
まさに"フォリウム"、ぶどうの"葉"が表を飾っている。
岡田さんが造るワインは、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール。
今夜飲んだのは、スタンダード・キュヴェ。
発酵、熟成ともステンレス・タンクを使用。
2014年の生産本数は9,144本だそうだ。
ピノ・ノワールはフレンチ・オークの樽で11ヶ月間熟成されている。
ソーヴィニヨン・ブランは2,152本。
ピノ・ノワールは2,437本がリリースされている。
彼女も次はリザーヴを飲みたいという。
フォリウムが気に入ったようだ。
東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす、楽しい夜でした。


