今夜のお家ワイン、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール、ブドー、フレデリック・コサール | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20150911_221637.jpg

今夜はブルゴーニュの好きな造り手、フレデリック・コサールのワインを抜栓。


ブルゴーニュ、ピノ・ノワール、ブドー、2009年。


フレデリック・コサールのワインが好きなのは勿論だが、このエチケットを見たくて購入してしまった。


このワインに出会ったのは、博多のイタリアン、ル・フラマン・ローズでのこと。


「エチケットには何も情報が無く、ヴィンテージ等は裏に書かれていますね」と私。


オーナーでシェフ・ソムリエの牛島さん曰く、「いえ、そちらが裏で、情報が書かれている方が表です」。


何だか心がふわっと暖かくなるようなエチケットである。


IMG_20150911_221553.jpg

フレデリック・コサールが自分のドメーヌ、ドメーヌ・ド・シャソルネイをサン・ロマンに設立したのは1996年。

今ではブルゴーニュ自然派の代表格となり、「そのテロワールを表現した最高峰のワイン」と高く評価されている。

"裏の"エチケットに描かれているのは、温厚そうな神父。


ブドーとは、「カトリック司祭の案内係」との意味なのだそうだ。


IMG_20150911_221522.jpg
そして遠くに見える教会の前には、ぶどう畑が広がっている。


ブドーに使用されているぶどうは、オート・コート・ド・ボーヌにある1haと、ピュリニーとサシャーニュの間の教会の近くにある1haの畑のもの。


この絵は、後者の畑のものなのだろう。


ぶどうの樹の平均樹齢は42年なのだそうだ。


IMG_20150911_221449.jpg
そしてこれが"裏"だと思った"表"のエチケット。


確かにアペラシオンやヴィンテージが書かれている。


"裏"のエチケットに比べ、"表"のエチケットは実にシンプル。




IMG_20150911_221410.jpg
そして、コルクもシンプル。


ほとんど全てのワイナリーのコルクには、ワイナリー名やヴィンテージが刻印されているが、コサールのコルクには何も書かれていない。


IMG_20150911_221344.jpg
グラスに注ぐと、ピノ・ノワールにしては結構色が濃い。


凝縮感のある果実味。


酸とまろやかなタンニンのバランスがとても良い。


ACブルゴーニュとは思えない深みがあり、和風だし系の旨味も感じる。


やはりコサールのピノは素晴らしい。


でも、価格は随分高くなってしまった。


今夜も楽しく美味しいお家ワインでした。