丸ノ内の『マンゴツリー東京』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
赤ワインは、リスト外で選んだ。
彼女がサンジョヴェーゼを飲みたいと言うので、店が選んでくれたのがイタリア、プーリア州のアルマローザ、サンジョヴェーゼ。
プーリア州のワインは結構好きだが、このサンジョヴェーゼは初めて。
色合いは濃いガーネット。
豊かな果実香。
口に含むと、黒い果実のニュアンスを持ち、タンニンは円やか。
なかなか美味いサンジョヴェーゼだ。
三皿目の料理は、パッパックルワンミット、彩り野菜の炒め物。
味付けは三種類の中から選ぶことができ、オイスターソースを選択。
二人の皿に取り分けるのは私の役目。
野菜が元気よく、綺麗に盛り付けるのが難しい。
でも、シャキシャキ感が新鮮で美味い。
〆の料理は、パッガパオヌア、国産サーロインとバジルの辛味炒め。
二人の皿にライスを盛ってもらい、その横に料理を盛り付ける。
辛味が効いているので、ご飯がいくらでもお腹にはいってしまいそうだ。
こんな美味い料理を食べていると、やはりここには時々来ようと思ってしまう。
それでよく素敵な体型を維持できるものだと、何時も不思議に思う。
今夜もたっぷりのデザートを美味しそうに食べている。
マンゴツリー特製のパフェは、一日限定5食。
生クリームとアイスクリームとマンゴークリームが層になってたっぷり入っている。
とても美味しく、デザートを食べる時はほとんどこれを注文している。
今夜はカロリーを気にするのは止めよう。
竹を編んで作った、脚付きの籠に乗って出される。
マンゴーの甘い香りに、いっぱいになったお腹も癒される。
今夜は曇りのため、8時半に打ち上げられるディズニー・リゾートの花火を観ることはできなかった。
でも、彼女とこうしてゆったりとした時間を共有できて幸せ。
丸ビル35階にある『マンゴツリー東京』で彼女と過ごす素敵な夜は、静かに更けていきました。