どんどん飲み進むうちに、気が大きくなる。
ニュージーランド最高のワインを飲もうという事になってしまった。
中を開けると、重厚なボトルが出てきた。
手に持つと、ずっしりと重い。
表のエチケットには、天秤の絵しかない。
でも同じエチケットのワインを飲んだばかりなので、ビランチャのワインであるとわかる。
ニュージランド北島のホークス・ベイにあるビランチャが造る、ラ・コリーナ、シラー、2008年。
ラ・コリーナ・ヴィンヤードのぶどうを用いており、1%のヴィオニエが加えられている。
初ヴィンテージは2003年。
ビランチャのフラッグシップであるこのワインは、今やニュージーランドを代表するシラーと言える。
スパイシーでダークチョコレートのニュアンス、ヴァニラの香り。
余韻はとても長い。
やはり素晴らしいシラーである。
フレンチオークの樽で21か月間熟成されており、新樽比率は100%。
お店のオーナーが外まで見送りに出てくれた。
なかなかハンサム。
お辞儀をしていると顔が見えないので、折角のイケメンがわかりません、と注文を付けて再撮影。
ワインも料理も本当に楽しませていただきました。
また来ますので、よろしくお願いします。