一夜明けたバンコクの朝。
もう彼女は日本へ一足先に戻ってしまう。
せめて朝御飯は一緒にゆっくり食べることにする。
日曜日の朝早めに朝食を取り始めたので、レストランに他の客は居ない。
ここでは何度も朝食を食べているので、どこに何があるかは熟知している。
東南アジアの朝食は、欧米と違って料理が豊富に揃えられているので嬉しい。
洋食も、東南アジア料理も、そして少しだが和食も置かれている。
野菜だけでなく、ナッツやオリーブも盛り込み、一度に食べることができる食材を増やす。
豚の大きな腿肉も食べておこう。
焼いたトマトとパイナップルも美味しい。
冷たい野菜を食べたあとには、温かい料理で身体を温めることが大事なのだ。
スムージーは、ストロベリー、バナナ、オレンジ、ブルーベリーと、毎日変わるので楽しい。
海苔巻は、欧米人でも食べることができるように海苔が内側に巻かれている。
わさびと生姜が一緒に置かれているのもなかなか良い。
スープは一種類だが、麺は三種離あり、具材もチキン・ボール、ミート・ボール、フィッシュ・ボールの三種類がある。
そこに豚肉のミンチ・ボールを入れ、幾つかの薬味を加える。
そこにフィッシュ・ボールを入れている。
タイの麺は本当に美味しく、朝、昼、夜にも食べたいくらいだ。
食後はフルーツとグリーク・ヨーグルト。
さて、朝食が終われば彼女を空港に送って行かなければならない。
今日も楽しく美味しい、バンコクの『フォー・ポインツ・バイ・シェラトン』の朝食でした。