ロングビーチの『クイーン・メアリー』にあるレストラン、『サー・ウィンストン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。
この会では私が選ぶワインに注目が集まる。
店のリストの中から、予算の範囲内で美味しいワインを選ぶのは大変な作業。
しかも、友人たちはワインに目と口が肥えているのだ。
スパークリングの次に選んだのは、カンブリア・エステイト・ワイナリー、キャサリンズ・ヴィンヤード、シャルドネ、2013年。
ケンダル・ジャクソンのオーナー、ジェス・ジャクソンと妻のバーバラ・バンクがセントラル・コースト、サンタ・バーバラ・カウンティのサンタ・マリア・ヴァレーのぶどう畑を1987年に購入したのが始まりのワイナリー。
計486haにも及ぶ幾つかの畑を所有しているが、このシャルドネの畑は長女の名をとってキャサリンと命名されている。
ぶどうはサステナブル農法で栽培。
グラスに注ぐと輝くような黄金色。
口に含むとピーチ、アップルやパイナップルのような甘いフルーツを感じる濃厚なボディ。
それでいて円やかな酸も持ち、全体としてバランスの良い仕上がり。
樽由来のほのかなバニラや樽香も気持ち良い。
樽熟成は5か月で新樽比率15%。
私は、クラブとコーンのビスク・スープを選んだ。
濃厚で美味い。
料理を出す時に引かれるのかと思ったが、この上に料理の皿を置いてサーヴされた。
ローストしたガーリック・クルトン、パルメザン・チーズ、クリーミー・シーザー・ドレッシングが添えられている。
しゃきしゃきのロメイン・レタスが美味い。
スパークリング、白の次には、良く知っている赤ワインを選んだ。
ソノマ・カウンティのアレキサンダー・ヴァレー・ヴィンヤーズ、エステイト・カベルネ・ソーヴィニヨン、2013年。
ウェッツェル夫妻がアレキサンダー・ヴァレーにぶどう畑を購入し、創業したのは1962年。
今ではアレキサンダー・ヴァレーを代表するワイナリーで、家族経営で良質のワインを生産している。
熟成した黒い果実の香りを持ち、円やかなタンニンと酸のバランスも良い。
セパージュはボルドータイプで、カベルネ・ソーヴィニヨン89%、メルロー8%、カベルネ・フラン2%、マルベック1%、プティ・ヴェルド1%。
このワイン、一昨年末にサンフランシスコのステーキハウスで彼女と一緒に飲んで美味しかったのを覚えている。
ここで一旦味覚をリセットし、いっぱいになりかけた胃を落ち着かせる。
友人たちと過ごすロングビーチ、『クイーン・メアリー』のメイン・ダイニング、『サー・ウインストン』での楽しい夜の続きは、また明日。




