今夜はギリシャ料理、ジョージズ・グリーク・カフェ、ロングビーチ、カリフォルニア 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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カリフォルニア、ロングビーチのダウンタウン、パイン・アヴェニューにある『ジョージズ・グリーク・カフェ』での楽しい夕食の続き。


ビールをパイント・グラスで二杯飲んだ後は、ワインを抜栓。


折角なので、店の名前のワインを注文した。


そうか、この店の創業者はこんな顔をしているのか。


この顔を見てこのワインは美味しそうだと思う人はあまり居ないだろう。


せめてワイン・リストとおなじく、アテネの神殿の絵にしてもらいたかった。


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カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンで、ウェイベル・ヴィンヤーズの製品。


ヴィンテージは、探したがどこにも書かれていない。


ハウス・ワインなのであまり多くは望むまい。



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飲んでみると可もなく不可もなく、気軽に飲むことが出来るミディアム・ボディ。


ちょっと冷やしているので、美味しくどんどん飲んでしまう。


周りを見ると、皆さん実に良く食べている。


若い女性も、てんこ盛りにした大きなお皿の料理を易々と平らげている。


海外に来ると何時も思うのだが、あまり食べずに生きていけるのだから、日本人はエコノミカルに出来ている。


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パン、米料理の次は、肉料理。


あれ、これはどうみてもトルコ料理のドネル・ケバブ。


羊の肉を一晩ヨーグルトに漬け、串に巻いて焼き、外側から切り取ったもの。


ギリシャとトルコは歴史的に仲が悪いのに、ギリシャ料理のメニューにトルコ料理が入っているとは不思議。


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ようやくギリシャ料理らしいサラダが届いた。


オリーブとトマトとカッテージチーズが揃えば、ギリシャ料理らしくなる。




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焼いたチーズ。


暑いうちにパンに載せて食べる。


オリーブとチーズの塩気があるので、味を付けていないプレーンなパンと良く合う。



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鶏の串焼き。


シンプルな料理だが、ハーブとレモンの香りが食欲を誘う。





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ひき肉のマカロニパスタ焼き。


これもギリシャらしい料理。


ギリシャに行ったときは、毎日ひき肉と茄子とトマトとオリーブオイルで飽きてしまった。


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小路を挟んだお隣のスペイン料理のお店では、フラメンコショーが始まった。


昨年バルセロナで、そして一昨年ヒューストンで見たショーでは踊り手は女性だけだったが、ここでは男性の踊り手が頑張っている。


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いっぱいになったお腹を抱え、ホテルへの道をのんびり歩く。


ロサンゼルス行きの路面電車の駅にも灯りが点る。


ロングビーチのダウンタウン、パイン・アヴェニューの『ジョージズ・グリーク・カフェ』で過ごす、楽しい夜でした。