今夜のナイトキャップ、ラガヴーリン16年、アイラ・モルト、スコットランド | ワインは素敵な恋の道しるべ

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さて、今夜のナイトキャップは、・・・。


ザ・ロイヤル・ハウスホールド(ザが付いていることにご注目!)も、バランタイン30年も飲んでしまった。


ロイヤル・サルートはあるが、ボトルの色が三色揃っているのでもうしばらく置いておきたい。


そこで取り出したのが、アイラ・モルトのラガヴーリン16年。


アイラはスコットランドの西方海上に浮かぶ島。


島のモルトは、オークニー、スカイ、ジュラ、マル等をまとめてアイランズ・モルトと呼んでいるが、アイラだけは独立してアイラ・モルトと呼ばれている。


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アイラ島には元々8つの蒸留所があった。


ポート・エレンが1983年に操業停止し7つになったが、2005年からは新設のキルホーマンが蒸留を開始し、8つになった。


そして今年から新設のガートブレックが蒸留を開始するので、9つになる。


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ラガヴーリンは1816年創業。


名前の意味は、「水車小屋のある窪地」。


アイラ・モルトの特徴は、強烈なヨードの香りを含む、ピート香。


そしてラガヴーリンは、そんなアイラ・モルトの中でも強いピート香とシェリー樽熟成由来の甘い香りを持つ、素晴らしいモルト・ウイスキーである。


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彼女曰く、子供の頃に薬箱を開けた時の香り。


裏のエチケットには、スコットランドの6つのクラシックなモルトに選ばれていると書かれている。


クラガンモア、タリスカー、グレンキンチ、ダルウィニー、オーバン、そしてラガヴーリンの6つだ。


やはり、アイラ・モルトは美味い。


今夜も楽しい、お家ナイトキャップでした。