銀座のイタリアンの名店、『アイコニック』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
赤ワインは、彼女が好きなサンジョヴェーゼを選ぶ。
テッラビアンカのキャンティ・クラッシコ・スカッシーノ、2009年。
テッラビアンカはスイス人オーナーの元で発展を遂げてきたが、2009年からはフランスのワイン界の大立者であるラドゥセット男爵の所有となっている。
甘いぶどうの果実香を持ち、口に含むと円やかなタンニンが心地よい。
強すぎず、ぶどうの自然な旨味を大切にした、伝統的な造りのサンジョヴェーゼだ。
熟成にはバリックではなく、大樽を使用。
アルコール度数も13.5%と丁度良い。
オーナーはスイス人、フランス人と外国人だが、エノロゴはヴィットリオ・フィオーレと聞いて納得。
セパージュは、サンジョヴェーぜ97%、カナイオーロ3%。
これでようやくイタリアンらしくなった。
ハマグリと季節野菜のスパゲッティ、爽やかなハーブの香りとエスプレッソのアクセント。
メイン料理は、鴨胸肉のロースト、ナッツ風味のジューソース、下仁田ネギのグリエとトマトのドゥミセック。
これは赤ワインとの相性も良く美味い。
まだ赤ワインが残っているので、フォルマッジオを楽しむことにする。
ここはイタリアンだが、さすがひらまつのお店、チーズも充実している。
ナッツに加え、イタリアン・ハニーも付けてもらう。
チーズと蜂蜜の組み合わせは本当に美味い。
ドルチェは、苺のスープとフリュイルージュ、バニラのブランマンジェとカカオのアンサンブル。
ここまで食べ進むと、お腹はかなりいっぱい。
でも、デザートは別腹。
温かいハーヴ・ティーがいっぱいになったお腹を癒してくれる。
もうお腹はいっぱいと思ったが、こんな素敵なプティフールがワゴンで届けられた。
お好きなものをお好きなだけどうぞと言われても、もう食べることが出来る量はごくわずか。
ところが彼女は、全種類を取り分けてもらっている。
私の視線が気になったのか、「小さなお菓子だから、貴男もみんな食べてみてね」とのこと。
彼女に恥をかかせる訳にはいかないので、私も5種類全てを皿に載せてもらう。
とても小さく、そしてとても美味しいので、何とか全てをお腹に納めることができた。
彼女と過ごす、銀座の『アイコニック』での素敵で楽しい夜でした。


