丸ノ内KITTEの『ドン・ピエール・ハート』で開催された「シャトー・メルシャン・メーカーズ・ディナー」に彼女と共に参加した楽しい夜の続き。
4本目のワインは、シャトー・メルシャン山梨マスカット・ベーリーA、2012年。
マスカット・ベーリーAは、1927年に新潟県の川上善兵衛によって生み出された、アメリカ種のベーリーとマスカット・ハンブルグの交配種である。
シャトー・メルシャンの中ではスタンダード・シリーズに属している。
ストロベリーやチェリー系の香り。
樽由来のナッツの香りがあり、少しスパイシーさもある。
タンニンは強くは無いが、酸味は適度にある。
熟成は、オーク樽とステンレスの両方を用いているとのこと。
シャラン産鴨のロースト、赤ワインソース。
これは赤ワインとの相性抜群で美味い。
5本目のワインは、シャトー・メルシャン、長野メルロー、2012年。
ぶどうは長野県塩尻市桔梗ヶ原地区産が主体で、三つの畑のメルローがアッサンブラージュされている。
主体の桔梗ヶ原は、日本を代表するメルローの産地である。
あとの二つは、上田市の椀子(マリコ)ヴィンヤードと、北信地区のメルローである。
まさに上質のメルローの色だ。
口に含むと、ブラックチェリーやブラックベリーなどの黒い果実の香り。
タンニンは強く、まだまだ熟成のポテンシャルを感じる。
樽由来のスパイシーさと、香ばしいナッツのニュアンスも持っている。
確かにこのメルローは、素晴らしい。
ここのカレーは人気メニューなので、コースメニューの最後には必ず小皿で出されるのだ。
食後のコーヒーを飲みながら、今夜の料理とワインについて彼女と語り合う。
今夜はとても勉強になった。
ココナッツのブランマンジェ。
このお店にこんな器があるとは知らなかった。
窓の外には、東京駅丸の内駅舎が照明を受けて美しく輝いている。
さて、そろそろお開きの時間だ。
彼女と過ごす、『ドン・ピエール・ハート』で開催された「シャトー・メルシャン」の楽しいワイン会でした。




