福岡県、小倉の料亭、『稚加栄』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。
ビール、久保田、韓国の伝統酒と飲み進んだあとは、ワインも試すことにする。
リストにシャブリがあったので、注文。
ところが品切れという事で、代わりにスペインの トーレス、サングレ・デ・トロ、ブランコ、2013年が届いた。
これはだいぶ異なるワインだが、これしか無いというので飲むことにする。
昨年バルセロナに旅して以来、カタルーニャのワインが好きになった。
トーレスはスペイン最大のワイナリーで、カタルーニャの星とも呼ばれている。
素晴らしいワイナリーであることに間違いはないが、このワインは最もデイリーなシリーズで、ちょっと興醒め。
ぶどうはカヴァに使われるパレリャーダに、グルナッシュ・ブランがブレンドされていると言う、スティル・ワインとしては珍しいもの。
豆乳を使うとは珍しいが、これが美味いのだ。
イクラとカニの身も良いアクセントになっている。
続いて、刺身皿に載っていたオコゼ、鯵のアラも唐揚げになって出てきた。
パリパリに揚げられた頭や骨が美味い。
特にオコゼの唐揚げは私の好物なのだ。
御飯と吸い物の椀が出される。
それと香の物。
うにめしの香りが良い。
小吸物は、赤出汁。
和菓子を期待していたのだが、美味しいので良しとしよう。
『稚加栄』で食事をするのは久し振りだが、やはり魚が美味い。
ホテルに真っ直ぐ帰ろうとも思ったが、折角の楽しい夜なので、ナイトキャップを一杯飲んで帰ることにする。
行きつけの『UEDA』に顔を出す。
私のボトルを飲んでも良いが、レアものなので新しくボトルをキープすることにする。
ジョニーウォーカーのブルー・ラベル。
クラシック・ボトルなので、容量は同じなのだがボトルはこんなに大きい。
左が普通のブルー・ラベルで、右が今夜飲むボトル。
友人たちと4人でちょっとだけのつもりが、1本飲み揚げてしまった。
友人たちと過ごす、小倉の楽しい夜でした。