朝早い便なので朝食はターミナルでとることにする。
でも時間が早過ぎて、まだお店が開いていない。
そこで、ANAスイート・ラウンジで軽食を取ることにする。
ラウンジはこんな時にはとても便利。
朝焼けの空港には、今から搭乗客を迎える航空機が並んでいる。
稲荷5個を続けて口に放り込む。
ワカメたっぷりの味噌汁も美味い。
朝は止めておこうと思ったが、国際線では既に切れているカリフォルニアのシャルドネがあったので思わず一杯グラスに注いでしまう。
キャロウェイ、セラー・セレクション、シャルドネ、2012年。
ビッグ・バーサで有名なキャロウェイ・ゴルフの、イーリー・キャロウェイが設立したワイナリーのワイン。
カリフォルニアらしい芳醇なシャルドネである。
そうなると、カボチャのスリームスープとヨモギパンも食べてしまう。
やはり白ワインにはパンの方が良く合う。
スペイン、ラ・マンチャのインフィニタス、カベルネ・ソーヴィニヨン、2013年。
1889年創業のマルティネス・ブハンダ社が1951年に作ったワイナリー、コセチェロスイ・クリアドーレスの製品。
カベルネ・ソーヴィニヨン100%で、果実味豊かな洗練されたスタイルの赤である。
今朝はサラダを食べていないので、液体のサラダを摂取しておくことにしたのだ。
時間があるのでパソコンを開き、メールチェック。
福岡空港に着くと、海外から来る友人を迎えに国際線ターミナルに向かう。
ここから飛び立ったことはあるが、到着したことはないので、到着ロビーは初めて。
ロビーにこんな飾りがあるとは知らなかった。
博多祇園山笠は約760年の伝統を誇り、その祭りで実際に使われていた舁き山(かきやま)なのだそうだ。
そう言えば、祭りのハイライト、追い山は7月15日なのでもうすぐだ。
こんな歴史の紹介を読んでいると7月15日の早朝に、博多を訪れたくなる。
次の立て看板には、博多山笠の解説、人形の解説、そして山台の解説が書かれている。
友人の到着時間はまだだいぶ先なので、時間をどうやってつぶそうかと思っていた。
この博多祇園山笠人形は、平成20年の祭りで実際に使われたものだそうだ。
これらの解説を丁寧に読んでいると、有意義に待ち時間を過ごすことができる。
福岡空港国際線ターミナルでの、楽しいひと時でした。