フレデリック・マニャンのクレマン・ド・ブルゴーニュの次には、ブルゴーニュの赤を抜栓。
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ、2006年。
グロ一族のワイナリーのひとつで、有名なジャン・グロの二男として生まれたベルナール・グロのドメーヌである。
彼のブルゴーニュは好きなので、何本かセラーに入れていたが、気が付くとこれが最後の1本となっていた。
この金杯のエチケットを見るだけで、パブロフの犬のように唾液が出てしまう。
そのくらい綺麗でインパクトのあるエチケットだ。
しっかりとした果実味を持ち、複雑なストラクチャーも健在。
このクラスだとタンニンや酸はそれほど強くない。
でも、充分に楽しむことができるブルゴーニュ・ピノである。
もちろんぶどうはピノ・ノワール100%で、オーク樽熟成は12か月。
香ばしく焼けたサーモンに、タルタルソースが美味い。
レアーでお願いし、レアーで部屋に届くのが一流ホテルの良いところ。
この和牛、かなり美味い。
私達も美味いブルゴーニュ・ワイン二本と料理に満足し、のんびりと寛いでいる。
東京の夜景は、本当に綺麗になった。
電気を消し月明かりだけで見ると、ちょっと怖いかもしれない。
今夜は一人でなくて良かった。
彼女と過ごす汐留の高層ホテル、『パーク・ホテル東京』での素敵な夜の続きは、また明日。