今夜は彼女と、パーク・ホテル東京、汐留 4 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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汐留の『パーク・ホテル東京』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


フレデリック・マニャンのクレマン・ド・ブルゴーニュの次には、ブルゴーニュの赤を抜栓。


ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ、2006年。


グロ一族のワイナリーのひとつで、有名なジャン・グロの二男として生まれたベルナール・グロのドメーヌである。





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彼のブルゴーニュは好きなので、何本かセラーに入れていたが、気が付くとこれが最後の1本となっていた。


この金杯のエチケットを見るだけで、パブロフの犬のように唾液が出てしまう。


そのくらい綺麗でインパクトのあるエチケットだ。



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ブルゴーニュのピノにしては濃いめ。


しっかりとした果実味を持ち、複雑なストラクチャーも健在。


このクラスだとタンニンや酸はそれほど強くない。


でも、充分に楽しむことができるブルゴーニュ・ピノである。


もちろんぶどうはピノ・ノワール100%で、オーク樽熟成は12か月。




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合わせた料理は、アトランティック・サーモンのグリル。


香ばしく焼けたサーモンに、タルタルソースが美味い。





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サーモンを食べ終えると、和牛ステーキを注文。


レアーでお願いし、レアーで部屋に届くのが一流ホテルの良いところ。


この和牛、かなり美味い。


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汐留の街は、夜の帳に覆われている。


私達も美味いブルゴーニュ・ワイン二本と料理に満足し、のんびりと寛いでいる。


東京の夜景は、本当に綺麗になった。


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部屋の照明を落とすと、壁の絵が一層鮮やかに迫ってくる。


電気を消し月明かりだけで見ると、ちょっと怖いかもしれない。


今夜は一人でなくて良かった。


彼女と過ごす汐留の高層ホテル、『パーク・ホテル東京』での素敵な夜の続きは、また明日。