トスカーナの、チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ、2007年。
何時購入したのか覚えていないが、随分以前からセラーに入っている。
包装されリボンまで付いているので、彼女と一緒に飲もうと思って高島屋かどこかで購入したものなのだろう。
でも、彼女が好きなのはピッコロミニのブルネッロ・ディ・モンタルチーノの方なので、セラーの肥やしとなってしまったのだと思う。
チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナの起源は古く、17世紀に遡る。
1985年に現在のオーナーの所有となってからは積極投資によって品質向上に努め、今では人気ワイナリーとなっている。
上級のブルネッロ・ディ・モンタルチーノも素晴らしいが、このIGTもとても美味いのだ。
ぶどうは有機栽培され、サンジョヴェーゼ・グロッソを中心に、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローがブレンドされている。
アルコール度数は14.5%。
熟したプラムやブラックベリーの香りを持ち、果実味も豊か。
ナツメやなめし皮のニュアンスもある。
タンニンはそれほど強くないが、ボディはまだまだ強さを保っている。
やはりトスカーナの良質のサンジョヴェーゼは美味い。
今夜も楽しいお家ワインでした。