今夜は彼女と、白金の『シェラトン・都ホテル』にワインを持ち込んでお食事。
彼女が先に着いたので、アイス・バケットやワイン・グラスを部屋に取り寄せておいてくれた。
私が持参のアイスボックスから取り出したのは、ジャッキー・デュマンジャンが造る、シャンパーニュ、プルミエ・クリュ、グラン・レゼルヴ、ブリュット。
このワインは、ポール・マッカートニーが結婚式で使ったシャンパーニュとして有名。
綺麗な泡立ち。
蜂蜜の香りを持ち、重厚で爽快。
冷えたシャンパーニュが美味い。
セパージュは、ピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール25%、シャルドネ25%。
レゼルヴ・ワインを60%も使用しているそうで、それがこの奥行きのあるボディを形作っているのだろう。
残念なことにシャンパーニュと書かれているだけで、デュマンジャンの名前は入っていない。
でも、これでコレクションがまたひとつ増えた。
住宅街の中にあり、大通りからは奥まったところに部屋があるからなのだろう。
キングサイズの1ベッドならもっとスペースがあるのだが、クイーンサイズの2ベッドルームしか空きがなかった。
窓を開けると、ホテルの中庭の鬱蒼と生い茂る樹々が目の前に見える。
この樹々の下には滝や池があり、ロビーラウンジに行くと、目の前に広がっている。
アイスボックスの中から、今夜持参した食べ物を取り出す。
プロシュートとブルーチーズ。
それとチーズ用のクラッカー。
サラダを載せたパリパリの皮も一緒に食べると美味い。
サラダの皿にプロシュートを載せ、ワインと共に味わうことにする。
このサラダ、取り分けがちょっと難しい。
サラダが載ったパリパリの皮をどう盛り付けるかがポイント。
二人の皿に取り分けるのは、私の担当。
受皿となっている皮を割り、先に取り出して二人の皿に置く。
それからサラダをその上に取り分けるのだ。
最後にプロシュートを載せれば完成。
白金の隠れ家、『シェラトン都ホテル』での素敵な夜の続きは、また明日。