今夜は大好きなドンナフガータのワインを飲むことにした。
ドンナフガータは、シチリアを代表するワイナリーのひとつ。
以前、ドンナフガータを飲み尽くすワイン会を、二回連続で開催したことがある。
ドンナフガータとは、”逃げた女”という意味。
19世紀初頭にナポリ王国のフェルナンデス4世の妃、マリア・カロリーナ王妃が革命を逃れてシチリアのコンテッサ・エンテリーナの修道院に逃れた時、シチリアの人々は王妃をドンナフガータと呼んで厚遇した。
この地にできたのが、このワイナリー、ドンナフガータなのだ。
今夜のワインは、ドンナフガータの中でもシチリアの地ぶどう、ネロ・ダーヴォラを用いて造られた、シェラザーデ、2009年。
ドンナフガータのフラッグ・シップは、ミレ・エ・ウナ・ノッテ、千夜一夜。
その千夜一夜物語の主人公の名前を取ったのがこのワイン、シエラザーデなのだ。
裏のエチケットには、一番上にドンナフガータのトレードマークの女性の絵が描かれている。
イタリア語と英語で説明が書かれている。
ドンナフガータのワインは全て飲んでいるが、手に入りにくいので、シエラザーデを飲んでしまうと、セラーに入っているのはミレ・エ・ウナ・ノッテだけになってしまった。
ブラックチェリーやカカオの香り。
スパイシーさも感じる。
重いだけでなく、繊細さも持ち合わせている。
これは上質のネロ・ダーヴォラ。
今夜も楽しいお家ワインでした。

