オディッシャ州の州都、ブバネーシュワルに到着した。
フライトは夜なので、少し旧市街を車で回り、ホテルで夕食をとってから空港に向かうことにする。
旧市街で驚いたことは、牛の数がとても多いこと。
都市部でも20年前にはどこにでも牛がたむろしていたが、最近はすっかり姿を消している。
しかし、宗教都市と言われるブバネーシュワルの旧市街には、今も多くの牛が闊歩しているようだ。
おや、この牛は背中のこぶが大きく、力も強そうだ。
気立ての良さそうな牛を選んで近づいてみたが、こちらに顔を向けられると思わず後ずさりしてしまう。
コルカタの牛に較べて栄養状態が良いようで、大きく迫力がある。
紀元前3世紀にマウリア朝のアショーカ王がこの地にあったカリンガ国を攻め、10万人の死者を出した。
その惨禍の後に、アショーカ王はこの地で修行僧と出会い、仏教に帰依した。
そしてこの地に多くの寺院を建立したのだ。
かつては7,000の寺院があったそうだが、今は旧市街中心に500程が残っている。
それでも充分に多い数だ。
旧市街を走っていると、至る所にこんな塔が建っている。
ところでブバネーシュワルとは、ブバネーが宇宙、シュワルがシヴァ神を表しているそうだ。
夕食は、ブバネーシュワルを代表する高級ホテル、トライデントでとることにする。
門を入り、長いアプローチを抜けてエントランスに至る。
ひんやりとした静かな空間に、身も心も癒される。
正面左側にある緩やかな階段を上ると、ホテルのメイン・レストランがある。
インドでは夕食時間はとても遅く、レストランが開店するのも19時が普通。
まだ17時だが、高級ホテルは嫌な顔一つせずに迎えてくれる。
レストランの中には、古代の彫刻や像が所狭しと並べられている。
さすが古都ブバネーシュワルのホテルだ。
さて、夕食のご紹介は、また明日。




