白金高輪のフレンチ、『ラ・クープ・ドール』で開催された、ダリオッシュのメーカーズ・ワインディナーに彼女と共に参加した楽しい夜の続き。
二本目のワインは、シグネチャー、シャルドネ、ナパ・ヴァレー、2013年。
シャルドネのエチケットにも、アケメネス朝ペルシャのダリウス大王(ダレイオス一世)の肖像画が使われている。
シャルドネは、ダリオッシュの畑の中でもナパ・ヴァレーの南に位置しており、その涼しい気候から生み出される素晴らしいぶどうを用いて醸造されている。
ミネラル感に富み、ライムやレモン、そしてリンゴやピーチ、さらにはバニラやヘーゼルナッツのニュアンスも持つ複雑なストラクチャー。
ブルゴーニュ産のフレンチオークの樽(新樽比率70%)
で11か月熟成されているのだそうだ。
ダンと話をするには好都合だが、ダンが立ち上がって行うワインの説明を聞くには首が痛くなってしまう。
ダンの説明はワインが進むほどに熱を帯び、色々な情報も盛り込まれ、とても勉強になる。
まさにダリオッシュのエチケットと同じデザインで、ワインの名前が入るところにダンの名前が書かれている。
ついでにヴィンテージも書けば、とても貴重なオールド・ヴィンテージ・ワインのようで楽しいかもしれない。
今度ダンに提案してみよう。
シャルドネに合わせる前菜は、平目のカルパッチョと季節野菜のクロカン、牡蠣のヴィネグレットソース。
これはワインに良く合う。
坪香絢也シェフはダリオッシュと言う素晴らしいワインに合わせる料理に、頭と腕を振るってくれている。
シグネチャー、メルロー、ナパ・ヴァレー、2011年。
しっかりとした果実の凝縮感と豊かな熟成感を持つ。
樽香も心地よく、本当に重厚なメルローである。
確か私のセラーにも一本入っていると思う。
説明によると、フレンチ・オークとハンガリー産オークの樽で20か月間熟成されているようだ。
新樽比率は、75%。
セパージュは、メルロー89%、カベルネ・ソーヴィニヨン9%、カベルネ・フラン2%。
ダリオッシュのワインはボルドータイプであり、メルローと言ってもメルロー100%ではなく、ボルドーで使われているのと同じ複数のぶどうがブレンドされている。
メルローに合わせて出された料理は、長崎産メダイのア・ラ・ヴァプール、フイユテ仕立て、森のキノコ添え、ソース・クレーム。
赤に魚料理とは、と思ったが、しっかりとした味付けがされているので強いメルローにも負けず楽しく味わうことができる。
さて、彼女と共に参加したダリオッシュの素敵なワイン会は、まだ続きます。



